全国映画動員ランキング発表!(2/13-2/14)
興行通信社が全国映画動員ランキングを発表しました。先週のTOP3は『花束みたいな恋をした』『鬼滅の刃』『樹海村』でした。変動はあったのでしょうか?
新作では『名探偵コナン』など3作品がランクインしました。
10位『ヤクザと家族 The Family』
綾野剛と舘ひろしが共演した異色のヤクザ映画は先週6位から10位に。
『新聞記者』の藤井道人監督が脚本も手がけ、1999年、05年、19年という3つの時代を背景に、ヤクザとして生きた男の姿を描く社会派ヒューマン・ストーリーです。
父親を覚せい剤で失い、身寄りもなく落ちぶれた生活を送っていた山本賢治。彼はある時、柴咲組組長の柴咲博を危機から救ったことで、ヤクザの世界へと足を踏み入れる。柴咲と父子の契りを交わした山本は、短気ながらも持ち前の男気で裏社会を渡り歩いていく。
9位『劇場版ポケットモンスター ココ』
『劇場版ポケットモンスター ココ』は公開8週目もTOP10入りです。累計は、動員136万人、興収15億円を突破しました。
ポケモン映画23作目となる本作では、上白石萌歌が演じるポケモンに育てられた少年・ココと、中村勘九郎が演じるココを育てた幻のポケモン・ザルードの親子愛が描かれます。監督は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手がけた矢嶋哲生。
人里から遠く離れたジャングルの奥地にあるオコヤの森。ポケモンの楽園であるこの森で、少年のココは、幻のポケモンのザルードにポケモンとして育てられてきた。自分のことをポケモンであると信じて疑わないココだが、人間のサトシと、ピカチュウに出会い……
8位『映画 えんとつ町のプペル』
『映画 えんとつ町のプペル』も公開8週目に入りました。累計は、動員149万人、興収20億円を突破です。
キングコングの西野亮廣が手がけた同名ベストセラー絵本を、西野自らが製作総指揮・脚本を手がけてアニメ映画化した本作。監督は廣田裕介、制作はSTUDIO4℃です。声の出演は窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子ら。
煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、“星”の存在を信じる少年ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間プペルが繰り広げる大冒険を描きます。
煙突だらけの“えんとつ町”では、街中のそこかしこから煙が上がっていて、空は黒い煙に満ちている。 親を亡くした少年ルビッチをはじめ、住民たちは青い空も、輝く星も知らなかった。ハロウィンの夜、そんなルビッチのもとにゴミ人間のプペルが姿を現した。
7位『銀魂 THE FINAL』
公開6週目の『銀魂 THE FINAL』は先週5位から7位に。累計は、動員111万人、興収15億円を突破です。
原作者の空知英秋の全面協力のもと2019年に終了した連載最終話をベースに、銀時たちと最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘が描かれます。
監督・脚本はTVシリーズの監督も手掛けてきた宮脇千鶴が務めています。声の出演は杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ほか。
地球滅亡のカウントダウンが迫る中、銀時と高杉、桂の前にかつての師匠・吉田松陽の虚が立ちはだかる。彼は、長い年月をかけて生まれ変わりを繰り返した化け物だった。苦戦する銀時たちを支援するため、新八や神楽、さらに真選組やライバルたちが駆けつける。
6位『すばらしき世界』
西川美和監督が、役所広司の主演で佐木隆三の小説『身分帳』を原案に描く人間ドラマ『すばらしき世界』は、初登場6位に。
役所広司は人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯の主人公を演じます。共演は仲野太賀、六角精児、北村有起哉ほか。
出所した元殺人犯・三上は、保護司の庄司夫妻に支えられながら自立を目指していた。そんなある日、テレビディレクターとプロデューサーがとある内容で、彼にテレビ番組のオファーを持ちかける。それは、社会に適応しようともがく三上を捉えるというもので……