国民的人気アニメシリーズ『クレヨンしんちゃん』、劇場版の第28弾『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が、9月11日に待望の全国公開を迎える。
子どもたちのラクガキをエネルギーにする王国「ラクガキングダム」の危機に巻き込まれてしまった春日部。
「勇者」に選ばれたしんちゃんは、ラクガキングダムの王族と勇者だけが使うことのできる、ミラクルクレヨンで生み出した2日目のブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもんの3人のラクガキたちとともに、春日部を救うための冒険が始まった。
神谷「ついに来たな」
劇場版にぶりぶりざえもんが登場するのは、16年ぶりになる。ぶりぶりざえもんの声をつとめる神谷浩史は、「ついに来たな」と思ったそうだ。
「2016年からTVシリーズのぶりぶりざえもんの声を任せていただいてから、いつか劇場版でもお声がかかるのかなという期待もありました。
どんな役だろうと思ったら、ポスターヴィジュアルには大きく描いてあって、これはストーリーに大きく関わってくる役なんだなと」
ぶりぶりざえもんは、しんちゃんのラクガキから生まれたキャラクター。本作のテーマにピッタリの存在だ。
「ぶりぶりざえもんは、本来なら現実世界に出てきてしまうと、おかしなことになってしまうけれど、今回は意味のある形で現実世界を舞台に様々なキャラクターとも遭遇する、これまでにない展開だと思いますね。」
また、神谷はこれまでにも『クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』(2013年)のトリュフ役で劇場版に参加したことがあった。
本作ではゲスト枠ではなく、レギュラーとしてアフレコ収録を行ったことも、楽しい経験だったと語ってくれた。(※収録は2月に行われた)
「劇場版では2日にわけて録るのですが、前回はゲストの役だったので、1日のみの収録でした。
今回は2日間とも参加させていただいて、スタジオに新人からベテランまでが30人くらい集まって、すごく楽しかったですね。初日の収録が終わって“また明日もここへ来れるんだ”と思ったことを覚えています」