子育て中でも取得しやすいおすすめの資格

ITパスポート

学歴に関係なく受験できるのが「ITパスポート」の強みです。国家資格の一つですが、各地で毎週のように試験が行われており、子育て中のママにぴったり。

パソコンを使う仕事は年々増えています。「ITの知識がある」ということを企業にアピールするのに、ベストな資格と言えるでしょう。

医療事務

通信学習などでも取り扱いがある医療事務は、医療系で働きたいというママにぴったりです。事務仕事をこれまでしてきた人なら、比較的入りやすい勉強内容でしょう。

介護初任者研修

介護初任者研修は、2ヶ月程度で取得できる、介護の登竜門の資格です。講習の最後にテストがありますが、比較的簡単な内容のためプレッシャーを感じる必要はありません。

この資格があると、入浴介助をはじめ在宅介護などを行うこともできます。

3年以上介護の経験を積み、実務者研修資格を取得できれば、国家資格の介護福祉士にキャリアップが可能です。

登録販売者

過去には実務経験や学歴を問われることもありましたが、2015年から不問になりました。

登録販売者は、第二種医薬品までの販売を行える資格です。薬局やドラッグストアで働くことができ、正社員を目指すこともできる資格です。

ネイリスト

ママになってもおしゃれが大好きな女性におすすめしたいのがネイリスト。

スクールに通わなくても、3級程度までなら独学でも取得可能です。

ライフスタイルから取得する資格を考える

漠然と「今の仕事を続けていくのは不安」と思っていても、最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるものです。何の資格を取ったらいいか分からないということもあるでしょう。

そんなときにおすすめなのが、希望のライフスタイルから取得する資格を選ぶことです。

たとえば、子育てをしつつ仕事をするには保育園に入所させなくてはなりません。ですが、保育園の開所時間は限られているもの。フルタイムで働くのにベストな「8〜17時」の仕事はまだ少なく、保育園から職場への距離が適切ではなかったり、いい求人を見つけても同じようなママたちの応募が殺到することも考えられるでしょう。

そのような場合は「病院勤務」など、あらかじめ8〜17時の求人が多い分野で働くことを考えます。さらに、その分野の資格取得までできるとベスト。子どものお迎えまで余裕がある職場や、平日に希望休が使えるような職場もいいですね。

筆者も子どもを育てるまで、これほど兼業主婦が悩ましいものだとは知りませんでした。もしかしたら「子どもが生まれてから初めて自分のキャリアについて考えた」という筆者のような女性は少なくないのかもしれません。

子育てと仕事の両立は大変だからこそ、融通がきく職場がいいですよね。そのための資格取得、ぜひ一度考えてみてください。

年子兄弟を養育する1994年生まれ。一度の離婚を経験しシングルマザーに、そして子連れ再婚へ。数多くの恋愛経験から、恋愛コラムを主に多くのメディアでコラムニストとして活躍する。自身の体験をもとに執筆するコラムに定評があり、他者の心を動かす投げかけコラムを得意とする。そのほか介護の資格を所持しており、現代の介護事情にも詳しい。ブログ