今年7月に日本でデビューシングル『BORDER:儚い』を発表しデビューしたENHYPENが、10月12日、韓国で1st Studio Album『DIMENSION:DILEMMA』メディアショーケースを行い、グループ初となる爽やかコンセプトの新曲「Tamed-Dashed」を初パフォーマンス。
「第4世代のホットアイコンから、最も注目されるK-POPグループ」になりたいという抱負を語った。
日本デビュー作はオリコンウィークリーランキング1位
ENHYPENは、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するHYBEと韓国大手メディアCJ ENMが企画した超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生した7人組ボーイグループ。
2020年11月30日にミニアルバム『BORDER:DAY ONE』で韓国デビューしたが、年末のデビューにも関わらず、その年の新人賞4冠を獲得した。
デビューから“BORDERシリーズ”と名づけられた2枚のミニアルバムをリリースしてきた彼ら。2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』では、ハーフミリオンを達成し、米ビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で18位にチャートインした。
2021年7月6日には、『BORDER:儚い』で日本デビューし、オリコンウィークリーランキング1位を獲得という、今最も注目すべきK-POP第4世代グループだ。
“DIMENSIONシリーズ”の最初のアルバム『DIMENSION:DILEMMA』
デビューから続いた“BORDERシリーズ”に続き、このアルバムから新シリーズに突入する。
JAKEは新シリーズについて、「“BORDERシリーズ”では、デビュー前に感じていた複雑な感情と、デビュー後に直面した目新しい世界への率直な感情を表現していました。新たな“DIMENSIONシリーズ”では、デビュー後約1年で僕たちが経験し、感じたことをこのアルバムでより詳しくお伝えできると思います」。
一方JUNGWONは、「“DIMENSIONシリーズ”の最初のアルバムとなる『DIMENSION:DILEMMA』は、いくつもの価値が衝突する世界に足を踏み入れた少年たちが、自分の欲望を知りアイデンティティが混乱し、選択する難しさにジレンマを感じるが、立ち止まらずに前に進んでいくという物語です」と、今作のコンセプトを説明。
さらに、「僕たちもデビュー後、歌手として成長したいという思いと、個人の時間が欲しいという思い、そして、もっと多くの方に愛されたいと思いながらも時には人々の視線から自由になりたいという思いがありました」と、実際に彼らもジレンマを抱えていたことも明かした。