『Gメン』 ©2022「Gメン」製作委員会、©小沢としお(秋田書店)2015

岸優太(King & Prince)の映画初主演作『Gメン』が2022年秋に全国公開する事が決定した。それに伴い、岸やスタッフのコメントも解禁となっている。

累計発行部数150万部を突破するヤンキー青春漫画が原作

原作は電子コミックスで話題沸騰の小沢としお著『Gメン』。

2014年から18年まで秋田書店『週刊少年チャンピオン』にて連載された、問題児ばかり集う男子校G組に転校してきた門松勝太が、クラスメイトや上級生ら仲間たちと全力で生きる姿を熱く楽しく描いたヤンキー青春漫画だ。

先日TVドラマ化が発表となった『ナンバMG5』や『ガキ教室』など、昨今ヒットが続きブームになりつつある不良モノや学園をモチーフにした青春作品を数多く手掛け、その作風に定評のある小沢。原作のコミックスは国内累計発行部数150万部を突破。

連載終了後もなお、新たなファンを獲得し続ける話題沸騰の人気コンテンツであるが、小沢の作品が映画化されるのは初となる。

岸優太が全くモテない問題児高校生に

主演を務めるのは、最も旬な人気グループ・King & Princeのリーダーである岸優太。デビュー前から『劇場版 仮面ティーチャー』(2014年)や『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016年)、『ニセコイ』(2018年)等の映画に出演している。

昨年放送されたTVドラマ『ナイト・ドクター』(2021年)では、岸演じる“深澤先生”が毎回Twitterレンドにランクイン、スペシャルドラマ『必殺仕事人』(2022年)でも抜群の存在感と話題性を見せた。

初主演となる岸が演じるのは、全くモテない問題児高校生・門松勝太。真っ直ぐで芯が強く、女子には弱いが仲間は決して裏切らないキャラクターだ。

本作では体当たりのアクションにも挑戦しており、撮影前からトレーニングで鍛え上げるなどフルパワーの役作りに励んでいるという。

メガホンを取るのは、2018年の新語・流行語大賞TOP10入りを果たし、Twitter世界トレンド第1位を獲得するなど、日本中に大旋風を巻き起こした『おっさんずラブ』シリーズをはじめ『浦安鉄筋家族』(2020年)や、劇場公開も発表された大人気ドラマ『極主夫道』(2020年)など、少々クセの強めな原作を映像化した監督・瑠東東一郎。

強烈なインパクトで興奮の世界へと誘う監督の演出に魅入られたプロデューサーは「この作品を面白く描けるのは瑠東監督しかいない」とオファーし、その想いに監督が応える形で本作の制作がスタート。

脚本には日本アカデミー賞優秀脚本賞を数多く受賞、緻密な心情表現を得意とする加藤正人と、自らも俳優として活動し「劇団鹿殺し」の代表を務める劇作家・丸尾丸一郎コンビが務める。コミカルさと魅力溢れる熱いドラマを紡ぎ出し、瑠東ワールドとしてのエンタテインメントを形作っていく。

本作はさらなる超豪華キャストが集結し、G組に集う問題児高校生たちのアツく楽しい青春エンターテインメントとなるもようだ。まだまだベールに包まれた映画『Gメン』の続報に期待しよう。