筆者が所属する「キッズ・マネー・ステーション」の親子向け講座の参加者アンケートには、『おこづかいは何歳頃からはじめたらよいか?妥当な金額は?せっかく渡したお金を、子どもがすぐに無駄遣いしそうで心配…』等々、保護者のお悩みの声が多く見られます。

具体的には、どのような実践方法があるのか見てみましょう。

子どもに「おこづかい」を渡すのは何のため?

そもそも、おこづかいを子どもに渡すのは何のためなのか、考えてみたことはありますか。

それは、子どもたちが将来、上手にお金を使えるように練習させるためではないでしょうか。

お金の使い方を練習せずに社会に出てしまうと、収入の範囲内でやりくりができずに悩んだり、お金のトラブルに巻き込まれたりする可能性が高くなります。

子どもが成人を迎える前には上手なお金の使い方が身につくように、「おこづかい」を活用しながら周りのおとなたちが積極的にサポートしましょう。

「おこづかい」は何歳から始める?

一般的には小学校入学を機に、おこづかいについて初めて考える家庭が多いようですが、お金に興味・関心を持ち始める5〜6歳頃からスタートする家庭も少なくありません。

ちなみに我が家では、長男が小学校入学時から、長女は保育園の年長さんの頃からおこづかいを取り入れました。