4: 最強の味方をつける

和美さん(仮名・30歳)は付き合って3年後に、やっと彼の実家で両親を紹介されます。両親は仲の良い夫婦でほっとした和美さんは、彼の母親と打ち解けていくようになります。

「彼の両親の紹介が遅くなったのは、彼の優柔不断のせいだそうです。子供の頃から兆候があったと彼のお母さんから謝罪されると、こちらも恐縮してしまいました」

和美さんの控えめな性格に彼のお母さんが「私が息子に催促するわね!」と働きかけてくれたおかげで、その年にプロポーズされたそうです。

最強の味方は彼母親。紹介されたらぜひ交流を深めてくださいね。

5: 引っ越しのタイミングがチャンス!

理恵さん(仮名・34歳)は3歳年下の彼からのプロポーズを待っていましたが、「待つだけでは無理」とわかり、マンションの更新の時に結婚を意識させる作戦に出ます。

「マンションの更新がもうすぐと伝えました。そしてスマホで見つけた物件を彼に見せて、『今のところより住みやすそうだけど、家賃が高いから迷っている』とか『1人で暮らすとコストがかかる。困った』など悩んでいることをアピールしてから、『2人で暮らす方が楽よね』とさりげなく、何度も結婚をほのめかしました」

根負けした彼が「わかった」とプロポーズして、部屋も一緒に探したそうです。

更新時に結婚を決めるカップルは多いものです。この時に結婚の話がなければ、結婚する気があるかどうかをたしかめましょう。

最後にとっておきのエピソードを紹介しましょう。ある有名な男性のシナリオライターが結婚を決めたエピソードです。

20代の頃に5年間付き合っていた恋人に「そろそろ大切な子宮を使いたくなったんだけど」(あなたの子供が欲しいという意味)とアピールされたそうです。

そのセリフに感動したシナリオライターは、結婚を決めたとか。プロポーズは「ではよろしく」の一言だったそうですけどね。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」