だらだらする様子のリラックマの立体作品

「だらだらゴロゴロ」しか勝たん!展覧会でも、変わらずリラックス 撮影/内田涼

「たれぱんだ」のブレイクをきっかけに、「アフロ犬」「みかんぼうや」「モノクロブー」など数多くのキャラクターがヒットを飛ばした2000年代に誕生したのが、OLのカオルさんの家にいきなり住み着いた着ぐるみのクマ「リラックマ」。

居候の身でありながら、特に何をするわけでもなく、毎日だらだらゴロゴロしているその姿が共感を集め、仲間(?)のコリラックマ、キイロイトリ、チャイロイコグマも根強い人気を誇っている。

“うちのコ”いるかな?「あつめてぬいぐるみ」シリーズ 撮影/内田涼
Netflixシリーズ『リラックマと遊園地』の撮影で使用されたセットや小物 撮影/内田涼

会場でも変わらず、だらだらする様子の立体作品が展示されており、思わずほっこり。

また、人気商品「あつめてぬいぐるみ」から、さまざまなテーマデザインやコラボデザインで発売された約200体が勢揃いし、来場者を圧倒する。

貴重なぬいぐるみの図面、Netflixシリーズ『リラックマと遊園地』の撮影で使用されたセットや小物も必見だ。

いるだけで「おちつく」展示コーナー 撮影/内田涼

そして、近年の代表作が映画化もされ、社会現象を巻き起こしている「すみっコぐらし」。

2012年に「ここがおちつくんです」をキーワードに誕生し、かわいいだけでなく、ちょっとネガティブでシュールなキャラクターやストーリーも魅力となり、旋風は今も続いている。

「すみっコ」たちはこうして生まれた! 撮影/内田涼
自分がペンギンなのか自信が持てない「ぺんぎん?」くんの姿も 撮影/内田涼

今回は作者・よこみぞゆりによる原画に加えて、「喫茶すみっコテーマ」や、最新の「おばけのナイトパークテーマ」などのサンエックスデザイナーのラフスケッチを初公開。

劇場公開後、ロングランヒットを記録した『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の絵コンテや設定画資料も展示。すみっコたちが仲良く展示を見てるような、かわいい立体作品も見逃せない。

『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の貴重な絵コンテも 撮影/内田涼