再来日を熱望
――「これがあるとテンションが上がる」というアイテムは?
アイテムではありませんが、僕は“空”が好きなんです。雨でも、曇りでも、晴れの空でもいい。おもしろい形の雲を発見できたりして、見ていて飽きないんですよね。
――持っていないと不安になるものは?
(スマホを手にして)これ! 何でもモバイルで支払っているので、ないと大変なことになります(笑)。
――仲良くなりたい人には、自分からアプローチしますか?
自分から話しかけます。もう大人なので(笑)、話しかけに行ったほうが物事は早く進みますから。まずは挨拶だけでもいいですし、とにかく話してみなければ、人間関係は何も始まりません。
「日本語は全然できないんですが……」と言いながらも、端々で駆使していたミューさん。「こんにちは」「ありがとうございます」「ごめんなさ~い」「そうなんですよ~」「いいですねえ」「大丈夫です!」「楽しい!」「かわいい!」「大好き!」「すごい!」「ずるい(笑)」「こわい(泣)」「頑張ります」「また会いましょう」などなど、数々の日本語が飛び出しました。
特にヒアリングは堪能で、質問が訳されるのを待たずして回答することもしばしば。またファンミーティングでも発揮していましたが、通訳を挟むトークはお手の物。ほどよく区切って話し、通訳の方に訳すタイミングをパスするというスムーズさは、インタビューでも光っていました。
さらに英語も堪能とあって、スタッフからファンミーティングへのエールを送られると、「Absolutely!」と流暢な発音かつ華やかな笑顔で応答する一幕も。
何よりこの“笑顔”は、ミューさんという人を多面的に輝かせます。大胆不敵で貫録を感じさせるものからMewlionsに向けるひたすら優しいものまで、振れ幅は無限大。一説(?)では笑い上戸らしく、自分の発言や周囲のリアクションに笑いが止まらなくなる……なんてこともありました。
今後も、初プロデューサーを務めたドラマ『The Ocean Eyes』をはじめとした出演作の放送・公開、2ndアルバムのリリースなどを控えているミューさん。そして再来日を熱望しているそうなので、日本のMewlionsたちがミューさんとまた会える日は、きっと近いはず。
スタイリング/UnseenUp Rapinpan kamphoo
メイク/Suphanut Tichana (AGAMOUS)
ヘア/Mai ratchada Puangpuangngam
衣装協力/palm angels(スーツ&セーター)、ANURUQ(パンツ)、limitless(靴)