「かける言葉」を変えれば男の子はぐんぐん伸びる!

男の子がやる気を出す声かけ「かっこいい」

男の子が一番やる気を出す言葉は…?

「男の子は「かっこいい」といわれると、 俄然やる気を出します。
この“かっこいい”という言葉、トイレトレーニングにも非常に有効です。パンツがはけるようになったら、私は必ずこういいます。
『お兄さんパンツで、かっこいいね』。
立ってできるようになったら、『年長のお兄さんみたいで、かっこいいね』と」

出典(男児のなぜ? どうして? がスッキリ!! モンテッソーリ流「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方)

男の子にとって“お兄さんみたい”というのも嬉しい言葉です。

イラスト:横井智美
「男の子たちは、年上のお兄さんが立ってトイレをしているのを、『すごい!かっこいい』と思いながら、憧れの目線で見ています。女の子は、年上というよりお友だちに影響されることが多いのですが、男の子は『はやくお兄さんたちみたいにできるようになりたい』という思いで日々過ごしているのです。男性は大人になっても縦社会の中で上を目指す方が多いですから、男子に刷り込まれた習性のひとつなのかもしれません。
ですから、息子さんをほめてあげたいときには、この『かっこいい』『お兄さんみたい』という言葉が響きます」

出典(男児のなぜ? どうして? がスッキリ!! モンテッソーリ流「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方)

「できた?」はほどほどに

男の子が集中しているときに、横から「できた?」「ここが違うよ」と言っていませんか?

「一生懸命パズルに取り組んでいる最中に、横から『できた?』と聞いてしまう。これも悪気はないのですが、男の子にとってはとても大きなストレスなのです。
ひとつの理由はこの言葉が、『まだできないの?』と聞こえてしまうこと。
『ママは僕がパズルを完成させるのを待っている。急がなきゃ…!』と思ってしまう子も多いのです。そして焦って、うまくいかなくなってしまうこともあります」

出典(男児のなぜ? どうして? がスッキリ!! モンテッソーリ流「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方)