よく匠海の洋服を真似してました(笑)
――2人の出会いは小学生の頃だと聞いています。お互いどんな小学生でしたか。
北村 初めて会ったのは事務所の演技レッスンだよね。
中川 そうそう。匠海が先に事務所に所属していたので、僕からすると先輩という感じで。もうすでにいろいろな作品に出ていたから、この業界にも慣れてるっていう感じで、聞いたらなんでも答えてくれるし。僕は田舎の小学生だったんで、すごいシティボーイって感じでした。
北村 そんなことなかったけどね(笑)。大志の方こそすぐみんなと馴染んで、社交的なイメージ。すごい明るいなって印象があった。
中川 本当に?
北村 僕はほら、内向的な子どもだったから。
中川 それこそ、全然そんなふうには見えなかったけどね。逆に後から入ってきた分、僕の方が人見知りで緊張していた記憶がある。匠海はその頃からオシャレだったんですよ。だからよく洋服を真似してた(笑)。
北村 恵比寿ボーイだからね(笑)。
中川 大体デカいTシャツにチノパンを履いて。靴はティンバーランド。
北村 そうそう。あのデッカいやつ(笑)。
中川 で、ニューエラのキャップにリュックを背負って、というイメージ。それがカッコよくて、ひそかに憧れてた(笑)。
――当時の思い出といえば何が浮かびますか。
北村 一緒にディズニーに行ったよね。
中川 行った!
北村 あれ、いくつのときだっけ? 小6? 中1?
中川 中2だったんじゃないかなあ。
北村 事務所の子たちと何人かで。何話したとかはもうさすがに全然覚えてないけど、大志がサングラスしてたのだけは覚えてる。
中川 してた。ミッキーのサングラスでしょ? 懐かしい(笑)。
――中学生だけでディズニーとは、なかなか大人ですね。
北村 事務所の友達って、地元の友達とはまた違って。やっぱりちょっとませてた気がします。その中で自分も大人ぶってた記憶はあります。