格安&ハイブランド両者を使っての感想

雪遊びデビューならレンタルでも

我が家では、子どもたちの雪遊びデビュー初年度は、レンタルを活用しました。

子どもたちとスノーレジャーに挑戦したいと意欲はあったものの、具体的にどれくらいの頻度で遊びに行くことになるか、イメージが湧かなかったためです。

翌年から約3シーズンは、5,000円以下の格安ウェアを購入して、使い倒しました。

子どもたちのスキーが上達して、自力でゲレンデを滑れるようになってきてから、ハイブランドのウェアに切り替えました。

「パウダースノーで滑りたい」と、ハードな環境のスキー場に行くケースもあり、ときにはマイナス10度以下での吹雪にも遭遇するため、こうなると高機能ウェアの安心感が際立ちます。

最初から高機能ウェアもアリ

極寒ならではのパウダースノー。高機能ウェアは体験の質を高めてくれる

以上のように、子どもたちが活動範囲を広げるに従って、徐々にステップアップしていったわけですが、いま子どもたちに高機能ウェアを使わせている実感からすると、

「最初から高機能ウェアを購入してもよかったかもしれない」

とも感じます。

格安ウェアから、高機能ウェアに替えて、以下のようなハッキリとした変化があったからです。

  1. 着ていて気持ちがいい(子ども談)
  2. あたたかい、雪の上に寝転んでも冷たくない(子ども談)
  3. 動きやすくなった(子ども談)
  4. 運動の直後なのに、ウェア内がサラサラのまま(親の実感)

こうした要素は、雪中での体験の質を、間違いなく高めてくれます。

必要充分な機能があればよいと考えるか、オーバースペックの可能性があっても体験の質を高めることを重視するか。

正解は一つではありませんので、各家庭ごとに熟慮してもらえればと思います。

格安ウェアまとめ

  • 防寒性能、着心地、動きやすさ、透湿性能、防水性能を犠牲に、安価な生地・素材を使っている
  • 低地のスキー場での使用に限るなら、実用範囲
  • 特に、雪に慣れる段階の子の場合、活動範囲や運動量から、あまりデメリットを感じるケースは少ない

高機能ウェアまとめ

  • 大人と同等の機能素材を使っているため、高価
  • 標高の高いスキー場、極寒地、悪天候時の安心感が違う
  • 着心地がよく、動きやすく、汗を掻いても蒸れない。雪中での活動時間が長く、運動量の多い子には、メリットが大きい