2:「冷却期間」は自分のためと考える
些細なすれ違いが喧嘩に発展して「距離を置きたい」と言われたり、または自分から「しばらく会わない」と伝えたり、ふたりの仲に冷えた空気が生まれると「これから」が不安になり落ち着かなくなります。
距離を置きたいと言われたのにしつこくLINEや電話をしては無視されて余計に傷つく、こちらから会わないと言った手前次の連絡でどんな言葉をかければいいのかわからず悩むなど、仲直りしたいと思っても動けないとつらいですよね。
こんなときに意識したいのは「無理をせずまずは自分の心を安定させる」こと。いわゆる冷却期間は何より自分のためです。
相手の状態をどんなに不安がっても、それを確認するなら受け止める心の器が必要です。
焦りに駆られて「一刻も早く何とかしなければ」といきなり相手の家を訪ねていくような行動は、かえって自分の首をしめる結果を招きます。
終わりたくないと思うときは、「自分はこれからどうしたいのか」の本音をしっかりと実感するのが先。
極端な行動に走る人は、どこかで「ここまでする自分を受け止めてくれるはず」という甘えを持っています。しかし、相手の気持ちを考えれば冷却期間として心を落ち着かせようとしているときに不意に気持ちをぶつけられたら、余計に混乱して逃げ出そうとするのではないでしょうか。
仲がこじれているとわかるときは、無茶な行動より冷静さを取り戻すのが吉です。
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