梅雨の体調不良におすすめの漢方薬

五苓散(ごれいさん):余分な水分を体外に排出することで、頭痛やめまい、むくみの改善に用いられる漢方薬です。低気圧で不調などを感じる方にも用いられます。

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう):体内の水分の偏在や代謝異常を整えます。とくに上半身を中心に水分代謝をよくすることで、めまいやふらつきを改善します。立ちくらみや頭痛、耳鳴り、動悸や息切れなどにお悩みの方にもおすすめです。

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう):「気」(エネルギー)や「血(けつ)」を補ってバランスを整えることで、精神を安定させてイライラや不安を改善する漢方薬です。体力がなく、ストレスを感じやすい方に用いられます。

しかし、同じような症状に見えても、体質や背景によって使用される生薬が異なる場合があります。

漢方薬も適切に使用されなければ効果が出ないだけでなく、副作用が起こる可能性もあります。自分で選ぶのが難しいときは、医師や薬剤師などの専門家に相談するのがおすすめです。

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セルフケアで梅雨を乗り切ろう

梅雨の時期の体調不良は、適切なセルフケアで改善が期待できます。また、頭痛やだるさを解消するためには、漢方薬を活用する方法もあります。意識的に体調の管理をして、梅雨の時期でも心地よい日々を過ごしましょう。

■この記事を書いた人

あんしん漢方 管理栄養士:小原水月(おはらみづき)

管理栄養士・健康食育シニアマスター。社員食堂で300以上の料理を修得、ダイエット合宿所・特定保健検診の業務に携わり600人以上の商事と生活習慣改善を個別サポート。

自身の出産後の体調不良から食事と漢方で体調改善/増進の経験を生かし、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。「心も体も食べたものだけで作られる」をモットーに簡単で時間もお金もかけずに元気になれるレシピを発信中。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」オンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

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