ホームベーカリーはさまざまなメーカーから発売されていますが、アイリスオーヤマの「コンパクトホームベーカリー」は、1万5千円台で購入できます。 レシピもついているので、定番の食パンからグルテンフリーの米粉パン、豆乳パンなどを焼いてみました。
菓子パンなどのアレンジレシピも試してみて、ホームベーカリーの性能や使い勝手を詳しくレビューします。
※価格は編集部調べ
アイリスオーヤマ コンパクトホームベーカリー IBM-010-C サンドベージュ / 15,800円(税込)
シンプルでおしゃれなデザインの箱に入って届きました。 これなら結婚祝いや新居のお祝いなどにも良さそうです。
箱を開けると、一番上にレシピブックと取扱説明書が入っていました。
本体は、発泡スチロールの緩衝材でしっかり守られています。
商品スペックをチェック!
電源:AC100V(50/60Hz兼用) 定格消費電力:500W
商品サイズ(約):幅234×奥行315×高さ264mm
質量:約3.5kg
電源コード長:約1.4m
食パンの大きさ:1斤/0.5斤
※1 「ハーフ食パン」メニュー使用時
焼き色選択:3段階(こい・ふつう・うすい)
予約タイマー:最大13時間まで(10分単位)
メニュー数:27(オートメニュー24種類、マニュアル設定3種類)
付属品:ミトン、レシピブック
付属の羽根をパン焼きケースの突起部分にセットし、早速パンを焼いてみましょう。
ちなみに、パン焼きケースは我が家の古いホームベーカリーと比べてかなり軽く、はかりに載せてみると約277gでした。
この状態でケースの重さを引いてゼロにすると、材料を量るのが楽です。
耳までやわらかいふんわり食パンが焼ける!
まずは定番の食パンを焼いてみます! 耳までやわらかいという「ふんわり食パン」のレシピを試してみます。
生クリーム使用のちょっとリッチな配合で、公式レシピサイトでも公開されています。
レシピブックはすべてグラムで記載されているので、計量カップや大さじ・小さじなど余計な洗い物が出ないのも嬉しい…! その都度はかりをゼロにすれば余計な手間もなく、簡単に量れます。
水・牛乳・生クリーム…と水分から順に量って入れていき、強力粉が山になるように入れ、バター・砂糖・塩などはそれぞれパン焼きケースの四隅に狙って入れます。
粉の山にくぼみを作り、そこにドライイーストを入れましょう。
パン焼きケースを本体にセットし、メニュー番号を選択すると「○:○○後にできあがり」と、焼きあがるまでの時間が表示されます。
ふんわり食パンは、4時間少々で焼きあがりました。
ふたを開けると、焼きたてほかほかのいい香りが漂ってきます。
説明書によると、ホームベーカリーはしっかりめに焼くようで、もしミミが硬いと感じる場合は様子を見て少し早めに取り出してもいいそうです。
今回は時間きっちり焼きましたが、ちょうどいい仕上がり…!
さっそく切ってみましょう。
焼きたてすぐはふわふわで切りにくいので、少し粗熱を冷ましてからパン切りナイフで切りました。
パンの耳が苦手な子どもでも食べやすく焼きあがります。
焼きたてのパンがあるだけでいつもの朝食がちょっとリッチな気持ちになります。