マインドフルネスセミナーのメリット

【マインドフルネス】アート表現セミナー風景

企業セミナーには経営者も多い

――森さんが開催しているセミナーにはどの様な方がいらっしゃいますか?参加した方の反応などもお聞きしたいです。

森:企業でセミナーをすることもあって、経営者の方も多いです。

経営者の方って大変なんですよね。社員の方には自分の本音や悩み事を言えなかったり、正解の無い時代なので、どうしたら良いか分からないと悩んでいる方が多いです。

答えは“外側”には無くて、マインドフルネスな状態になると自分の“内側”にあるということが分かるんです。

そういう考え方を知ることで、「本当の自分に戻れた」、「目指す道が分かった」と言ってくれる方が多いですね。あとはご自身でお仕事を進めないといけないフリーランスの方も多くいらっしゃいます。

――セミナーではどんなことを教えているのですか?

森:座学はほとんどなくて、一緒にワークをしながら、マインドフルネスを体感してもらいます。

例えば、「誘導瞑想」では、目を閉じて私の言葉を聞きながら、皆さんを深い意識の世界へ誘導していきます。

リラクゼーションだったら、広い野原に寝転んでいるイメージの瞑想をしたり、小さい頃にやりたかったことを思い出すという瞑想も行います。

小さい頃に、親や先生に反対されたり、無理だと諦めてしまったことを思い出す誘導瞑想も行います。

「夢を忘れてしまって、自分が今何をして良いのか分からない」という方がとても多いんです。

そんな時に、小さい頃に戻って、小さい自分に聞いてみようという瞑想です。

あとは「問い」を通して自分の深い部分と向き合うこと。

そこでアート表現を使って、自分の心の奥にあるものを表現していく。

感じたことを判断しないで、感じたままを受け止め、表現すると、深い無意識の扉が開かれてありのままの自分と出会うことができます。

セミナーに来た時と帰る時の顔が全然違う

――マインドフルネスと聞くと遠いもののように感じていましたが、とても楽しそうなセミナーですね。

森:皆さん、来た時と帰る時の顔が全然違うんですよ!「楽しくて、楽しくて仕方ない」とおっしゃいます。

3時間くらい行うのですが、「時間があっという間だった!」と。

――自分自身のためにゆっくり時間を使うって、なかなか毎日の生活の中では無いですもね。

森:普段は人の為に働いていたり、忙しなく時間に追われているので、自分自身と向き合うことって本当に少ないですよね。

“頑張っている方”が私の所に多くいらっしゃいます。頑張りすぎてしまって疲弊して体を壊してしまったり。

それで「自分を大切にしなきゃ」と気付いて、マインドフルネスについて知ろうと。