装備は、頭のてっぺんから、つま先まで

5: ゴーグル

晴天時は必要ありませんが、雪が本格的に降っているケースではゴーグルが必須になります。風上に向かって歩くだけで目に雪が入ってしまい、こどもはメゲてしまうからです。天候次第なので、レンタルを選択肢に入れておいてもいいでしょう。

 

6: ネックウォーマー、フェイスウォーマー

やはり雪が本格的に降っている状況で必要になります。風上に向かって歩くと、雪が真っ正面から吹き込んでくるので、首まわりから雪が入り込んできてしまうケースがあるからです。顔も冷たくなりますし、もしスノーウェアの内側が濡れてしまったら、こどもはギブアップしてしまいます。

これを多少なりとも防いでくれるのが、ネックウォーマーやフェイスウォーマーです。あまり天候の悪いときは、こどもがのびのび遊ぶのは難しいのですが、いざというときの助けになるかもしれません。

 

7: 予備の手袋

可能であれば、予備の手袋を持っていくのがおすすめです。こどもは雪を見ると全身を使って大はしゃぎするので、袖口から手袋の内側に雪が入り込んでしまうなど、思いがけず手袋が濡れてしまう可能性があります。

また、あまり安物の手袋だと、縫製が甘かったり、防水が充分でなかったりして、状況や使い方によっては、染みてしまう事態もあり得ます。万が一、手袋が冷たくなってしまったら、雪遊びはそこで終了です。

 

8: 着替え一式

しっかりしたスノーウェアやブーツを着用していれば、下に着ている衣服が濡れてしまうようなことは、あまりありません。が、どんな行動に出るのがわからないのがこども。また、雪遊びをしていると、意外に運動量が増え、汗をかくので、着替え一式を持参したほうがいいでしょう。

 

9: 小銭入れ

スキー場などスノーレジャー施設では、お財布は持ち歩かず、貴重品ボックスなどに預けるのが普通です。が、こどもが一緒だと、急にお金が必要になるケースが多々あります。

たとえば、寒くなって泣き出してしまったときに温かい飲み物を買ってあげたり。小物が壊れてしまったり、忘れたりしてしまったときに、代用品を買ったり。

いざというときに、貴重品ボックスまでお財布を取りに戻るのは、子連れではかなりのストレスになります。そこで、首から下げられるタイプのチケットホルダーや小銭入れに、数千円程度のお金を入れて持ち歩くと、非常に便利です。

以上、乳幼児がスノーレジャーを楽しむ際に、必ず準備しておいたほうがいい装備や、その選び方を紹介しました。
 

装備さえしっかり整えて、寒さやストレスを軽減してあげられれば、2歳くらいの低年齢でも、雪の中で小一時間程度は遊ぶことができるはずです。ぜひ参考にしてください!