「タングラムスキーサーカス」

ファミリーでのスノーレジャーに力を入れているという『タングラム斑尾』。「遠くまで来た甲斐があった」と思わせる素敵なパウダースノーと、子育て中ファミリーにとっての利便性が嬉しいスノーリゾートです。現地の様子をレポートします。

 

スキー&スノボを一切しないのにスキー場へ!?

“近年、子育て中ファミリー向けにサービスを充実させるスキー場が増えている”という事実は、先日『ファミスキ.jp』編集部や、『じゃらん』編集部に取材してお届けしたとおりです。
→「乳幼児でも安心して楽しめる!」失敗しないスキー場選びのポイント3つ [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/19804 ]

4歳と2歳のこどもがいる我が家も、「だったら行ってみよう!」と、今シーズンからスノーレジャーに挑戦し始めました。

当初は、関東近郊で楽しんでいたのですが、こどもたちも雪遊びに慣れてきたので、「今度は本格的なスキー場に行ってみよう」と思い立ちました。いくつか候補があった中から、今回はファミリースキーに力を入れているという『タングラム斑尾』に決めました。

タングラムというと、長野県の最北端に近い場所にあり、本格的にスノーレジャーを楽しむためのリゾート、というイメージがあります。20代の頃はスノボを楽しんでいた私ですが、今回はこどもが一緒なので、スノボはなし。

スキー&スノボ一切なしでスキー場へ行って、本当に楽しめるものなんでしょうか? あるいは、わざわざ少なくないお金をかけてまで遊びに行く価値を感じられるんでしょうか?

 

すごい! 雪質が全然違う!!

さらさら、ふかふかのパウダースノー。こどもたちの反応が全然違う 拡大画像表示

疑念は、到着して雪を踏みしめた瞬間に、吹き飛びました。

雪質が全然違う。なんだこれ!!

「雪の結晶がそのまま降り積もっている」とでも言えばいいのか、歩くとまるで、発泡スチロールでできた粉の中を歩いているみたいで、足はほとんど抵抗感を感じません。けっこう積もっている場所でも、おもしろいように雪を掻き分けてスーっと進んで行くことができます。

そうかー。本場の雪って、こんなに素敵だったかー。

かれこれ10年もスノボをやっていなかったので、完全に忘れていました。都内に降る雪なんて、水浸しのシャーベットで、あんなもの雪じゃないですよね。積もったところで、ドロドロのガチガチで、冷凍庫の内側に結露した霜のようなもんじゃないですか。

当然、こどもの反応も、今までとはまったく違いました。「雪だ。珍しい!」というレベルではなくて、「なにこれ。楽しくてたまらない!」とはしゃぐ感じが、ありありと伝わってくるんです。

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