第3位:バンコク
第3位は、タイ・バンコク。昨年の2位に引き続き、まだまだ人気があるエリアです。
タイは円安や物価上昇率、燃油高などの影響も比較的少ないので、コスパ良く海外旅行が楽しめます。日本から飛行機で約6時間で東南アジアの雰囲気や文化を感じられるので、気軽に異文化を味わいたい人にはぴったり。
バンコクは三大寺院をはじめとする観光地やタイ料理、マッサージ、市場など楽しめる要素もたくさんありますよ。
第2位:ホノルル
昔から日本人から根強い人気を誇る、ホノルル。円高による費用の高騰などもありましたが、「リゾート地に行くなら、やっぱりハワイ!」という層も多く、堂々の2位に。
ハワイは早くから入国緩和を進めていたこともあり、コロナ禍前のようなリゾートステイをいち早く楽しめたという点も人気の要因でしょう。
渡航者はホノルルで美しいビーチを眺めたり、ショッピングやマリンアクティビティを満喫したりしつつ、食事はレストランではなくスーパーを利用するなどの工夫をしながら、リゾートステイを楽しんでいました。
第1位:ソウル
U29世代に人気の国ランキング、堂々の1位は韓国・ソウル!
ソウルは東京から約2時間半と気軽に行ける距離であることと、LCCを利用することでツアー価格3万円以下(燃油サーチャージ込)も実現するコスパの良さが最大の魅力。「コロナ明けの海外旅行は、まず近場の韓国で」と考える方も多いように見られました。
さらに、K-POPファンなどの推し活を目的とした「推し旅」や、美容体験を目的として「ご自愛旅」など、アフターコロナの新たなトレンドを生みました。
海外旅行予約アプリ『NEWT』でも、釜山ワンアジアフェス(BOF)やロッテコンなどのチケットつきプランや、Z世代に向けた「#推し旅プラン」などが、注目を集めています。
「明確な目的をもった旅」がU29世代のトレンドに
各国の入国規制が緩和され、海外旅行の需要が急増した2023年。昨年に引き続き韓国が爆発的な人気を誇っています。「推し旅」や「ご自愛旅」など、明確な目的を持って旅立つ方が多いのも特徴です。
そして、2023年は「コスパを重視した旅」と「ご褒美旅」の旅の二極化も見て取れた年でした。
長引く円安で海外旅行の費用が高騰する中、気軽にコスパ良く訪れることができる韓国が圧倒的な人気を集めた一方で、久しぶりの海外旅行なので、少しラグジュアリーなホテルに宿泊しようといった「ご褒美旅」にも人気が集まりました。
こちらも、「自分にご褒美を」というU29世代の明確な目的が見てとれる結果なのかもしれません。
ぜひ2024年の海外旅行の参考にしてくださいね。