5.好きになるより好かれると楽だから

男と女の駆け引きという世界では、王道の考え方かもしれませんが、好かれるようにしようとすると疲れてきて、自分の好みがまったくわからなくなってくることも…。

最悪の場合、嫌いなタイプと結婚してしまうかもしれません。

解決方法

「好かれると楽」という考え方の根底にあるのは、「自分から告白したくない」「相手から愛された方が優位に立てる」といった、自分本位で恋愛を進めたいという表れです。理由はおそらく傷つきたくないからでしょう。

でも相手に合わせるなど、ムリなことをしていると限界が必ずやってきます。駆け引き上手と自信があっても、ムリな恋愛は長続きしません。

嫌なことをしないと決めることで、誰が一番好きなのかがわかってきますよ。

まとめ

・「好きなタイプがわからない」のは、過去のトラウマや仕事のプレッシャー、人間関係の疲れから、恋愛に後ろ向きになっていることが原因
・信頼できる友人や専門家などに、自分の気持ちを整理することを手伝ってもらう
・結婚相談所は条件ありきで相手を探す場なので、「好きなタイプがわからない」場合は、婚活に最も向いていない
・趣味が同じ人の中から複数の候補を挙げてみる
・好かれようとするあまり、ムリが生じる。嫌なことをしないと決める勇気も大事

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」