【茶寮 中野店】 肉まんを半分にわった瞬間、トロトロの餡がたれてくるので要注意

中野新仲見世商店会(中野駅北口)に湯気がもうもうと立ち上っている一角がある。

「茶寮中野店」では肉まんやあんまん、焼売、ちまきを大きなセイロで蒸して販売しているのだ。

湯気の正体は、店先に並べた大きなセイロから吹き上がる蒸気だった。

【茶寮 中野店】 1月上旬の17時頃。「三丁目の夕日」的な雰囲気がいいと思わない?

じつは、本店はうどん県の高松市内にある。

コロナ前、仕事で高松へ出かけるたびに、茶寮の肉まんを買い食いしていた。

店頭のセイロから立ち上る湯気が、肉まん好きの胃袋をロックオン。

おいしそうな湯気の香りに誘われ、何度も肉まんを立ち食いしたっけ。

【茶寮 中野店】 肉まんや焼売やちまきを蒸す蒸気がいいなあ。大好きな風景

うどん県の茶寮が中野に上陸したと知り、さっそく肉まんに会いに出かけた。

ついたのは夕方5時頃。

セイロから立ち上る湯気にスポットライトがあたり、最高のシチュエーション。

肉まんのおいしそうな香りが、店のまわりをただよっていた。

【茶寮 中野店】 内蒙古出身の野田智恵子店長。30年近く日本で働いているので日本語はペラペラ。湯気の間から元気な声が聞こえてきます

肉まんを頼むと、セイロから取り出したアツアツの肉まんを三角形の紙袋に入れてくれた。

ふかふかの肉まんを握った瞬間がなによりも嬉しい。

肉まん一個の幸せ。

【茶寮 中野店】 彼女たちが1個1個丁寧に包んでくれた肉まんが蒸し上がりました。やっぱり肉まんはアツアツを食べないとね

けれど、自分でも肉まんを作る肉まん好きとしては、軽いか、重たいかで肉まんを評価すべきだと思っている。

軽い肉まんなど言語道断。だけど、ときどきあるんだよね、軽いのが。

肉まんは「ずしり」に限る。

茶寮の肉まんは、ずしりと重たいのが嬉しいなあ。