「和幸」のロースカツはコスパ最強。キャベツもついて税込450円の良心に涙!

「和幸」の「ロースかつ」(税込450円)

そして最後が、ショッピングモールなどでもよく見かける「とんかつ和幸」。

各店ともレストラン業態ですが、テイクアウトも実施しており、なんとロースカツが一枚税込450円と今回の3ブランドの中で最安。しかも、うれしいキャベツの千切りとソースをつけてくれ、もう良心しか感じません。

重さなんと驚異の182g!
もしかして君は3ブランドの中の「ベスト・オブ・とんかつ」なのか!?

重量はなんとダントツの182g

この値段でこの重量は驚きです。パックにかなりぎっちりと詰まっており、見るだけで満足感が得られそうな予感。

そして、カット時もサクサク感が残っており、ロース肉も柔らかい印象を受けました。かなりの食べ応えに期待が高まります。

ふんわりとした衣と程よく脂も感じられるロースカツ。どの視点から見てもパーフェクト!

一切れ口にすれば、ガッツリとしたロース肉の旨みがジュワッと口いっぱいに広がりました。

パンチある味わいですが、しつこいわけではありません、下味や衣とのすべての面から考えてみてもパーフェクトとしか言いようがありません。

まさに「とんかつを食べたい!」と思った際の、理想のとんかつの姿を感じることができました。これは美味!

https://ure.pia.co.jp/articles/-/1975522

「和幸」は別格。しかし、「まい泉」「新宿さぼてん」も別の面で負けていない

「まい泉」「新宿さぼてん」「和幸」のロースカツを食べ比べしましたが、コスパ・味わい・重量などの総合的な面で言えば、「和幸」が抜きん出ているように感じました。

しかし、だからと言って他2ブランドが負けているとは言いがたく、「まい泉」の上品な味わいも他ブランドにない魅力であり、また「新宿さぼてん」の強い肉感もまた欲する人が多そうで、いずれも個性と美味しさが光るとんかつブランドには間違いありませんでした。

さて、ここまで読んでくださったあなたはどのとんかつが気になりましたでしょうか?ぜひ自分好みのとんかつを探してみてくださいね。

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。