衣装の再現度が高いのはもちろん、それぞれのキャラクターの個性を見事に表現し、まさにゲームの中の武将たちがステージ上で物語を繰り広げているよう。

 

戦国BASARAの癖のあるキャラクターたちは、声優陣も豪華な顔ぶれで、もう完璧に出来上がっているもの。それをリアルで演じるのは難しい、と思っていましたが、動きやしゃべり方だけでなく、声のトーンまで演じきっていて感動。

 

また、筆者には初めての戦国BASARAの舞台ということもあって、武将たちの演技も素晴らしいのですが、それをサポートする兵士のみなさんの演技、殺陣の素晴らしさに目を奪われました。ゲームのような爽快な合戦シーンは原作ファンでなくとも興奮するはず。21武将が入り乱れるステージ模様は壮観です!

 

  

今回の舞台はゲーム『戦国BASARA3』を元に構成されており、ゲームの最新作は「4」ですが、カプコンの小林裕幸プロデューサーいわく、2014年は舞台・アニメ・漫画など、「3」をテーマに家康プッシュでいくそう。

物語は、神のごとく崇めていた秀吉を家康に倒され、復讐の鬼と化した「三成」と、武力ではなく絆の力で国を治めたいと天下泰平を掲げる「家康」の天下分け目の戦い「関ヶ原の戦い」に向かって進みます。