ガンダムやエヴァ以上の世界観

まず、どう見ても世界最高水準の、3DCG技術があります。

この点、日本の特撮やSFは、比較にならず、そりゃうちの子どもたちは、戦隊モノや仮面ライダーに興味を示さず、MCU映画を見るわけです。

しかも、ガンダムやエヴァンゲリオンや攻殻機動隊に遜色ない、いや、凌駕するほどの、どこまでも広大で、緻密な世界観がありました。

言ってみれば、「機動戦士ガンダム I」のさらに上を行く壮大な群像劇でありながら、一つひとつを掘り下げてみると、「新世紀エヴァンゲリオン」のような緻密な世界観がいくつも内包され、描かれているのが、MCUです。

 

10年間で19作品の巨大作品群

加えて、物語の作り方、見せ方、語り方すら、超一流。

これが傑作映画を連発するディズニーに買収された賜物なのか、想像の域を出ませんが、映画作品として、他のSFヒーロー映画とは、まったく異なったクオリティを持っています。

新たな作品が公開されるごとに、世界が広がる。

クロスオーバーする「アベンジャーズ」シリーズで、世界が大きく動く。

これが、3作品や5作品程度のシリーズなら、まあどうということはないでしょう。

ところが、MCUでは、これが10年間で、19作品の積み重ねがあり、そのすべてが一定以上の水準をクリアした、傑作と呼べるエンターテイメントばかり。

累計で「スター・ウォーズ」シリーズすら越え、世界一位の興行収入を誇る、モンスター級のシリーズとなっているわけです。

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