ファンとの距離を縮め一体化
次のブロックは日本デビュー曲『Hot Mess』からスタート。
KARINAとWINTERはヘアスタイルをツインテールに変えて、キュートさが増し増しに。
この夏の季節にもよく合うポップで爽やかさも感じられるメロディに乗せ、「私は私らしく生きていく!」というメッセージを届けた。
加えて、『Hot Mess』の収録の『ZOOM ZOOM』もこのドーム公演にて初披露。イントロを聴いたMYからは歓声が上がる。
アッパーなナンバーで、MYも曲に合わせて体を揺らし、後半に向かってテンションも上昇。
歌い終えたWINTERが、「皆さん、大丈夫ですか? 無事ですか?(笑)」と尋ねるほどの盛り上がりぶりとなった。
MCでKARINAが「皆さんの声が大きいほど、皆さんの近くに行けますよ」と予告すると、『YOLO』『Live My Life』は、メンバーがトロッコに乗って客席の間をめぐる。
ボールやフリスビーを投げ入れたり、ファンのメッセージに応えてハートを送ったり、投げキッスをしたりしながら、近い距離での交流を楽しんだ。
また『We Go』では、メンバーがお願いしたコーラスをMYが全力歌唱。aespaとMYの大きな歌声が東京ドームに響き渡った。
本編最後となるブロックでは、再び、唯一無二のaespaの世界観を作り上げる。
「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」というaespaのコンセプトを象徴するnaevisのパフォーマンスののち、4人はオープニングブロックとは真逆のブラックをベースにした衣装でステージに登場した。
イスを使ったパフォーマンスでセクシーさとクールさを共存させた『Set The Tone』、イントロから大歓声が沸き、サビではMYも顔周りに手を寄せるキャッチーな振りを合わせた『Next Level』、客席にレーザー光線が放たれ、クラブのようなノリで沸いた『Armageddon』など――「ここにaespaあり」という最高の瞬間となった。
お互いが感謝し合う最高のエンディング
アンコールでは、ピンクのブタの着ぐるみ姿で、フロートに乗って戻ってきた4人。『BAHAMA』『You』を歌いながら、笑顔とかわいさがあふれる。
時折、おしりについた小さな尻尾を振って見せたりもして、悶絶級のキュートさでMYの心を仕留めていた(笑)。
MCではそれぞれにこの日の想いも述べた。
「今日、こうして幸せな一日を作ってくださって本当にありがとうございます。私たち、またMYJ(日本のファンの愛称)の皆さんに会いに来ますので待っていてくださいね」(WINTER)
「2日間、一緒に楽しんでくれてありがとうございました。この東京ドームでコンサートができることは、人生にとってとても大切な時間です。MYJの皆さん、たくさんの時間を割いて、ここに来てくださってありがとうございました」(NINGNING)
「みんなのおかげで、東京ドームというすごい場所で、私たちがコンサートができることを感謝しています。MYJの皆さんが私たちを応援してくれていることは伝わっているので、ずっと待っていてね。私たちも頑張って日本にいっぱい来るから」(GISELLE)
「皆さんがいたから楽しくステージができました。東京ドームで公演ができてとても光栄です。これからも新しい姿を見せますので、どこにも行かずに応援してくださいね。今日は私たちと一緒に時間を過ごしてありがとうございました」(KARINA)
最後、『Melody』でメンバーがその想いを届けると、MYたちは一人ひとりが持つプラカードで作り上げたメッセージでお返し。
東京ドームいっぱいに幸せが満たされ、aespaにとって2年連続、2度目となった東京ドーム公演は大成功に終わった。
『2024 aespa LIVE TOUR – SYNK : PARALLEL LINE – in TOKYO DOME -SPECIAL EDITION-』
01:Drama
02:Black Mamba
03:Salty & Sweet
04:Girls + Savage
05:Supernova
06:Mine
07:Sun And Moon
08:Prologue
09:Long Chat(#♥)
10:Dopamine (GISELLE Solo)
11:UP (KARINA Solo)
12:Bored (NINGNING Solo)
13:Spark (WINTER Solo)
14:Hot Mess
15:Licorice
16:Hold On Tight
17:ZOOM ZOOM
18:Spicy
19:YOLO
20:Live My Life
21:We Go
22:Trick Or Trick
23:Set The Tone
24:Next Level
25:Armageddon
26:BAHAMA
27:You
28:Melody