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ステージは、ジェジュンが常連客である架空のプライベートバー「J」に見立てて作られ、会場のファンは窓から見える景色の一部に変身。ジェジュンは赤と緑のペンライトが灯る会場を見渡しながら、「色のバランスがいいですね」。また、ファンの顔をじっくり眺め、「おしゃれな感じですね。カワイイ方もいれば、そうじゃない方も」と会場をざわつかせ、あわてて「男の人もいてカッコイイって意味ね!」とフォローして会場を沸かせた。そして、ドーム・ツアーの写真を見ながら公演を振り返り「ドーム・ツアーは初めてで、会場が満席になるのかなって心配だったけど、たくさん来ていただいてうれしかった。クリスマスのコスプレをしてステージに上がったことが印象に残っています」と語った。
この日はゲストとして、お笑いコンビのはんにゃが登場した。ネットを中心に、ジェジュンと金田が友達というウワサが広がっていることから、はんにゃが呼ばれたそうだが、お互いにまさかの「初めまして!」。そんな、はんにゃも交えながら、楽しくイベントは進行された。
歌手としてはもちろんだが、俳優としても活躍するジェジュン。韓国では主演ドラマ『スパイ』が放送中だ。次のコーナーでは、そんな俳優キム・ジェジュンの演技力が最大限に発揮された。4人のファンとドラマによく出てくる、妄想をかきたてる4つの萌えシーンを再現する(+ジェジュンがひと言)というもの。しかし、その前に、その4人を会場から選ぶため、ジェジュンが座席図に吹き矢を飛ばすのだが、通路や階段ばかりに命中させるミラクルを連発。これには、ジェジュン自身が「逆に上手くない?」。
無事に4人を選ぶと、まずは、「サウナのシーンで羊巻き(韓国通称:ヤンモリ)」のシーンからスタート。彼女に羊巻きを被せ、「今度、一緒にサウナ行こうね」とキュートにささやくジェジュン。彼女はもちろん、会場のファンも興奮気味だが、言ったジェジュンは大テレで…。
次の「落ち込んでいる彼女に無理やり食べさせる」というお題では、ジェジュンは彼女の膝にナプキンをかけてあげるところから開始。おかずを箸ではさんで彼女の口に運び、大きなものは一口サイズにして「あ~ん」。気づけば、本当に食事をしているかのように、ガンガン食べさせるジェジュン。そして、ゆで玉子の殻を割り黄身だけにするとひと言、「玉子の黄身が好きなんだけど、君(キミ)も好き(©ジュンス?)」。お馴染みの、ジュンスのオヤジギャグで会場を沸かせ、「ジュンス、ありがたいね」と笑った。
3つ目からはシチュエーションのレベルがぐっとアップ。「スネている彼女を後ろからなぐさめる(バックハグ)」というシーンに、ジェジュンの演技もエスカレート。実生活でバックハグは未経験というジェジュンだけど……。バー・カウンターにある酒ビンを手に、ぐいっとひと飲み。ニヒルな微笑みを見せたかと思えば、椅子にかけた彼女に後ろからあやしく歩み寄る。ゆっくり、そっと腕をのばし、彼女の肩に肘を置いて手を前にまわす……までは序の口だった。これだけでも、会場は大騒ぎなのに、まだまだ続けるジェジュン。彼女の頭に顎をのせ、高レベルなバックハグにファンは悶絶。歓声、悲鳴、奇声…といろんな「ギャー」が飛び交う会場。そして、トドメとばかりに、彼女の髪を耳にかけ、その耳元に唇を寄せてジェジュンが放ったひと言は、まさかの「初めまして」。ここまでいいムードを作り上げたのに、拍子抜けのセリフに会場は爆笑に包まれた。
最後の「壁ドンをしてもらいたい」はいわずもがな。壁ドンに至るまでに、彼女と目を合わせようと顔を近づけながらガンガン迫って壁に追い込むというリアルな演技を見せたジェジュン。意中の男子にされたら、ほぼ全世界の女子が「ウェルカム!」と叫びそうな胸キュン&キュン死シチュエーションに会場は大・大・大興奮。さらに、壁ドンされながら、ジェジュンの目を見られないといった状況の彼女に、ジェジュンは「何で、目を合わせてくれない?」とぽつり。川島いわく「あれは俺らでもダメ(堕ちる)だわ」なシチュエーションに、会場は悲鳴がこだました。