さて盛りつけです。しょうゆでソテーした「まいたけ」をお皿にしいて、ステーキを盛りつけます。
粒マスタード、クリームチーズをそえて、軽く塩こしょうで味付けしてみました。
たまたまあった、サニーレタスと、はじかみ(しょうがの茎)を添えてみました。これで、300円程度ですから、ボリュームと見た目は合格ではないでしょうか。

 

 

ナイフを入れてみます。「強火で焼いたら、焦げちゃうんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、外側だけが茶色くなって、火が入りすぎない絶妙な感じで焼けています。強火で一気に両面を焼くのは、お店クオリティの味を、おうちで出すための裏技なんです。これに加えて、まいたけの力を借りて、お肉をやわらかくして、さらにうまみを足すわけです。最高のコスパを実現できると思います。

実際、そのまま焼いたものと、「まいたけ」をまぶした後に焼いたものを食べ比べてみました。やはり、「まいたけ」をまぶして焼いたほうが、やわらかくて「うまみ」が強く感じます。

お好みはあると思います。
でも、柔らかくてうまみが強い国産牛肉風味を好まれるなら、「まいたけ」をまぶすこの裏技は使えると思います。ぜひ、試してみてくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログhttp://nomichan2001.cocolog-nifty.com/epsiloncafe/

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