俳優・渋谷すばるの魅力とは?

そんな活気あふれる「ウラなんば」を始めとする、オール大阪ロケで作られた『味園ユニバース』。主演の渋谷すばるさんの印象や撮影時の様子を竹原さん、リシュウさん、たこ焼屋のマスターに聞いてみました。

 

味園ビル地下

まずは味園ビルの竹原さんから。
「ここではライブシーンを撮影しましたが、どんなふうに映るのか、期待半分、不安半分でした。でも、ものすごくカッコよく撮ってもらえて。すばる君については、大阪人独特の『濃い眼』を持ってると思う。これから芝居の方へ行くのか、それとも音楽でもっとやっていくのか、すごく興味がありますね」

 

赤犬とポチ男の出会いのシーンを撮影した公園

続いては、共演したリシュウさん。
「すばる君のことは関ジャニ∞のDVDを見たことがあって、メンバーとしての様子や歌は知ってたけど、ソロの曲は聞いたことがなくて。実際聞いたら個性的な声で、とてもうまい。撮影の休憩中には、ふざけている赤犬のメンバーに付き合ってくれることもありました。今は勝手に親近感を感じ、テレビで見る時もひいき目で見てしまいます(笑)」

 

スタジオSATO跡

最後にあのたこ焼屋のマスター。
「スタジオSATOの撮影の様子は全部見えてたし、すばる君は芝居の中で店の前を何度も往復してました。撮影中はたこ焼もマネージャーさんが買いに来てたらしく、直接会うことはないままで。でも今年の関ジャニ∞のライブの時に店に寄ってくれて、初めて話をしました。最後には握手もして、すごく親近感がわいたし、一発でファンになりました」

ウラなんばには『味園ユニバース』公開前からたくさんのポスターが張られており、このエリア全体で作品、そしてさらに町を盛り上げていこうというお店の人たちの気持ちが感じられます。
映画の公開をきっかけに全国から注目され、さらに盛り上がるであろう「ウラなんば」。作品を見たら、今度は実際に足を運び、さまざまな店を楽しみながら味わい尽くしましょう。

 

映画『味園ユニバース』

©2015『味園ユニバース』製作委員会

【ストーリー】
殴られて記憶喪失になった男(渋谷すばる)。ぼんやりとした彼の耳に聞こえてきたのは、お祭りの舞台で演奏中のバンド「赤犬」の音楽でした。それに誘われるようにフラフラと舞台に表れた彼は突然、和田アキ子の『古い日記』を熱唱。そして歌い切った途端、倒れてしまいます。仕方なく彼をバンドのメンバーと共に家に連れてきたカスミ(二階堂ふみ)は、男を「ポチ男」と名付け、面倒を見ることに。そんなある日、赤犬のボーカルが大ケガを負います。「歌え、ポチ男」。カスミはポチ男を赤犬のボーカルとしてライブを行いますが、それがポチ男の記憶を取り戻すきっかけにつながっていくのでした…。

配給:ギャガ
2月14日(土)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

会社員からテレビ番組やDVDなど映像関係の英日翻訳者を経てライターに。 ハーバルセラピスト、アロマセラピーアドバイザーの資格あり。子供の頃からお笑い好きで、当時読んだ「落語全集」は宝物。でも、なりたかったのは落語家ではなく小説家。今、こうして文章を書いて人に伝える仕事をしていることに喜びを感じてます。