ARP

こちらはちょっと異色のコンテンツ。『ときめきメモリアル』シリーズや『ラブプラス』など数多くの大ヒット恋愛シミュレーションゲームをプロデュースしてきた内田明理氏が総合プロデュースを手がけ、ユークスが開発したARライブシステム「ALiS ZERO」により、リアルタイムでパフォーマンスができるアーティストプロジェクト『AR performers』(アーティスト名はARP)。

2017年の1st ALIVEから本格的に活動し、エイベックスからメジャーデビューも果たしました。

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ARPが他のCG LIVEと違うところは、声も動きもリアルタイムということ!

舞台裏では歌や声を担当するキャスト、体の動きを担当するダンスや演技ができるキャスト、表情などを担当するフェイシャルキャストなどを集め、大勢のプロ達の「生」の仕事をその場でシンクロさせ、遅延なくなめらかなリアルタイムCGショーを実現しています。

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さらに、ARに特化した舞台照明や影、パフォーマーの足音のコントロール、観客が映り込む舞台袖のARカメラなどの演出も同時に制御! ステージ脇のモニターにはステージ上のARP越しに客席が映る場面もあり、ARのパフォーマーと観客が本当に同じ空間にいる! と思わされます。

ちょっと技術が凄すぎて何を言っているのか、実際にLIVEを体験しないとわかりにくいかもしれないですが、すべてのパフォーマンスが生で行われているので、会場に集まったお客さんと細かなやり取りをすることも可能!

生なのでMCで噛んでしまうこともあるし、お客さんがパフォーマーに質問するコーナーでは、直接コミュニケーションをとれることも。本当に同じLIVE2度とないんです。

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そして、ARPLIVEでのもうひとつの特徴はスマホアプリ『ふれフレ』での応援。ライブ中に音ゲー感覚で音楽に合わせスマホを振って応援できる楽曲があるのですが、ランキング上位に入ると、応援したパフォーマーにその場で名前を呼んでもらえるんです!

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本当にキャストがリアルタイムで対応しているからこそ、生まれるパフォーマンスやコミュニケーションが満載のARP1公演のLIVE時間は2時間とたっぷりあり、他コンテンツと同じように、チケット代は約7000円~なので、この最新技術とプロキャストの融合ステージと考えると破格なのかも……。

ARPはテレビ朝日系全国放送「Break Out9月度 マンスリーアーティストに選ばれており、アニメ化も決定! そして来年201915日、6日に横浜文化体育館でLIVEの開催も決まっています。

また、今年8月の最新公演を含めたLIVEをディレクターズカット版として、DMM VR THEATER1027日~28日と113日~4日に上映するそうなので、気になる人は足を運んでみては?

他にも、ヴァーチャルアイドルとして活動するEIGHT OF TRIANGLE(エイト オブ トライアングル)が3rd LIVEを11月24日(土)に開催、アニメ2期も決まっている『B-PROJECT』もリアルモーションCG LIVEを展開したり、『テニスの王子様』の手塚国光や跡部景吾もDMM VR THEATERでイベントを行うなど、数を増すCG LIVE・VR LIVEコンテンツ。

ぜひ、機会があるなら、リアルに目の前に存在する彼に会いに行ってください!