水中での正しい行動知る小学生は半数以下、練習までしたのは1割

株式会社岡崎竜城スイミングクラブの子会社である一般社団法人パワーストローク(本社:愛知県岡崎市、代表:大森久美)は、2026年6月13日・14日に大阪府吹田市で開催された一般社団法人 水難学会 第16回学術総会において、「『ウイテマテ』体得のための教育ミュージックビデオの制作 ―民間スイミングスクールから水難教育への提案―」と題した研究発表を行いました。

研究発表の様子

本発表は、本格的な水遊びシーズンを前に水難事故が相次ぐなか、現場経験50年以上の指導知見をもとに、新たな水難教育の手法を社会に問いかけるものです。当法人および株式会社岡崎竜城スイミングクラブは、水難事故から子どもたちの命を守るための「ウイテマテ」普及ミュージックビデオ(MV)制作プロジェクトを実施しており、現在READYFORにて制作費用を募るクラウドファンディングを実施中です。本プレスリリースでは、制作中のMVティーザー映像も公開しております。

クラウドファンディングURL: https://readyfor.jp/projects/uitemate



MVティーザー映像URL: https://youtu.be/0Pc4sn7FsUs?si=F8Qoe-l3Hhfm3E7H
MVティーザー映像 公開中
プロジェクトの中核となる「ウイテマテ」教育ミュージックビデオのティーザー映像を公開しました。覚えやすいメロディと、子どもたちが楽しみながら自然に身につけられる振付の一部をご覧いただけます。

▶ MVティーザー映像



【MV制作の狙い】 目指すのは、親も子も一緒に歌って踊りながら自然に水難の知識が体得できる、いわば「みんなのうた」のような存在です。家庭で歌う、学校で踊る、地域のイベントで一緒に口ずさむ。そうした日常への浸透を通じて、単なる知識ではなく行動として水難対応を定着させることを目指しています。
※ メディア向けにより高画質な素材データ(MP4)の提供も可能です。下記お問い合わせ先までご連絡ください。
学会発表の背景
◼︎調査で明らかになった「知っている」と「できる」の決定的な差
当法人および株式会社岡崎竜城スイミングクラブが昨年実施した全国の小学生対象調査では、以下のような実態が明らかになりました。
- 水に落ちた時の正しい行動(背浮きで待つ=ウイテマテ)を知っている子どもは半数以下
- 知ってはいても、実際にやってみたことがない子どもが9割
- 知識と練習の両方があるのは、わずか1割

調査詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000128281.html

例年、水難事故による犠牲者の多くは「正しい行動を知らなかった」ことに加え、「知ってはいても、いざという時に体が動かなかった」ことに起因します。
緊急時に体が反応するには、知識教育だけでは限界があることが浮き彫りになっています。


「正しく教えること」と「身につくこと」は別問題であり、頭で理解していても緊急時に体が動かなければ意味がありません。こうした課題意識から、創業53年の民間スイミングクラブとして毎日子どもたちと向き合ってきた現場の知見を、より広く社会に届けるべく、当法人母体である株式会社岡崎竜城スイミングクラブ・大森玲弥が水難学会の学術総会において研究発表を行いました。



◼︎「歌と踊り」という民間ならではの解決策
スイミング指導の現場で50年以上子どもたちと向き合ってきた経験から、「子どもは好きな歌・踊りを何度も繰り返す」という特性に着目し、岡崎市内の子どもたちに「ウイテマテ」の普及につとめてきました。しかし当団体のリソースだけでは、活動に限りがあり、全国への展開が難しいことから、「ウイテマテ」を歌と踊りで身体に刻み込む教育ミュージックビデオ(MV)の制作に取り組んでいます。





岡崎市内で歌と踊りでスイクンマンがウイテマテを教える様子

MVには、水難から身を守る4つの核心要素――1.浮いて待つ、2.無理に泳がない、3.着衣状態での浮く姿勢、4.救助を待つ――を組み込み、楽しみながら繰り返し触れることで、いざというときに体が動く状態をつくることを目指します。
◼︎「水は怖い」ではなく「正しく付き合う」
「水に近づくな」という恐怖ベースの教育ではなく、「水は楽しい、ただし命を守る合言葉がある」というポジティブな態度形成を目指す点も、本提案の特徴です。完成したMVは、教育機関等へ無償提供を予定。家庭・学校・地域イベント・スイミングスクールなど、多様な場面での活用を想定し、水難教育の裾野を広げます。
クラウドファンディング概要
水遊びシーズン本番までに一人でも多くの親子に届けるべく、現在READYFORにてクラウドファンディングを実施中です。

代表メッセージ


一般社団法人パワーストローク 代表理事 大森 久美
水難事故は一瞬で起きます。その瞬間に正しい行動がとれるかどうかが、生死を分けます。今回の学会発表で改めて確認されたのは、「知っている」と「できる」の間に存在する、想像以上に大きな隔たりでした。だからこそ、知識だけでなく、体で覚える教育が必要です。我々が長年水難事故と子どもたちと向き合ってきた中で、この問題を軽視する人はいませんでした。だからこそ、正しいツールさえあれば、守られる命が増えると確信しています。本格的な水遊びシーズンを前に、一人でも多くの親子にこのMVを届けるべく、引き続きご支援をお願いいたします。



取材のご案内
水難事故が相次ぐこの時期、少しでも多くの子どもたちを救うために以下のような情報をご提供可能です。
- 発表者・大森玲弥への単独インタビュー(オンライン対応可)
- 代表理事・大森久美への単独インタビュー
- 岡崎竜城スイミングクラブでの実地取材(着衣泳指導の現場、親子着衣泳の様子等)
- MVティーザー映像の高画質素材データの提供
- 発表スライド・調査データの提供

団体概要
【一般社団法人パワーストロークについて】
一般社団法人パワーストロークは、2021年設立の、水難事故防止と「命を守る知識」の普及を目的とした団体です。ビジョンに「人と水の共存社会実現」、ミッションに「水難訓練が当たり前の社会づくり」を掲げ、水難訓練(着衣泳)を中心とした教育・普及活動を行っています。
主な事業として、学校・自治体・企業等への水難訓練の提供、着衣泳を指導できる民間資格「着衣泳訓練士」の育成、水難事故防止に関する啓発活動を実施。母体である創業50年以上のスイミングクラブで培われた着衣泳・水難訓練の知見を基盤に、国内外での普及活動を展開しています。

【株式会社岡崎竜城スイミングクラブについて】
1973年愛知県岡崎市で創業。創業53年の民間スイミングクラブとして、3歳~高齢者まで幅広い会員約3,000名を指導。2ヶ月に一度の着衣泳実施、海の日を「水難訓練の日」と制定、毎年「親子着衣泳」を実施するなど、水難事故防止への取り組みを長年継続しています。
本件に関するお問い合わせ
一般社団法人パワーストローク / 株式会社岡崎竜城スイミングクラブ
所在地:愛知県岡崎市日名南町19-14
担当:大森 玲弥
TEL:0564-24-7778
E-mail:info@tatsuki-sc.jp
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