永遠に色褪せないアキシブ系のアンセム!
『ちょびっツ』の『Let Me Be With You』

優れたアキシブ系サウンドを生み出し続けている北川勝利さん。そんな北川さんが自身のバンドであるROUND TABLEに女性ヴォーカリストのNinoさんを招いて結成されたのがROUND TABLE featuring Ninoです。

このスペシャルなユニットは、2000年代のアニメやゲームの主題歌に名曲を提供し続け、アニソンの世界を大きく切り広げました。そんな名曲たちの中でも、1曲挙げるとするならば、やはりピックアップしたいのが『ちょびっツ』のオープニング曲であり、ROUND TABLE featuring Ninoのファーストシングル『Let Me Be With You』。

CLAMP原作、人間の主人公と機械の少女のちょっとセンチメンタルな恋愛劇が綴られるラブストーリー『ちょびっツ』。ピュアな恋愛模様と田中理恵さん演じるヒロインのちぃの可愛さが堪らない作品でしたよね。

そして、その世界観に鮮やかな彩りを加えてくれたのがオープニング主題歌のこのナンバー。ファンキーかつ爽やかな疾走感を感じられるギターのカッティングはネオアコ感満点で、更にそこにストリングスの美しい音色が絡み、幸せなポップ感と胸に迫るエモーションを同時に持った珠玉のメロディが誕生しました。

そのメロディと同じく本作の大きなチャームポイントになっているのが、Ninoさんのヴォーカルです。

「♪ウウーウウー」という愛らしいなハミングと、コケティッシュで美しいその歌声は、アーバンなクールさと人間的な温もりという相反するふたつの魅力に溢れいて、まさに涙腺直撃必至。

ちなみに、ストリングのアレンジは宮川弾さんによるお仕事。北川さんと宮川さん、アキシブ系のキーパーソンふたりが揃い踏みし、そこにNinoさんという歌姫が加わったことで世に放たれた『Let Me Be With You』は、アキシブ系を代表するエヴァーグリーンな大名曲です。