狂気の男を追いかけた偏愛ノンフィクション

株式会社KADOKAWA(本社・東京都千代田区)は、ノンフィクション書籍『卓球にとり憑いた男。 岩城禎の人生 才能0なのに3万時間練習し続けたら起きた奇跡と18分』(著者:伊藤条太)を2026年10月20日(火)に刊行します。



●作品紹介

トップ選手になるための練習時間の目安が「1万時間」と言われる中、「3万時間」という破壊的な練習量を誇る男、岩城禎(いわき・ただし)。
彼は練習時間を確保するために司法試験も公務員の職も投げ打ち、投資で生計を立てながら、己のすべてを卓球に注ぎました。

ただし、彼に卓球の才能は「ゼロ」。

これは、小学生のときに卓球の女神に微笑みかけられたと誤解したばかりに、人生を棒に振って卓球につきまとう男の、異常で、滑稽で、なぜか目を離せなくなる「狂気と偏愛のノンフィクション」です。

岩城禎、2021年全日本卓球選手権大会にて(写真提供:卓球王国 )

【本書のハイライト】
●清々しいほどの「才能のなさ」と「執念」
努力が必ずしも報われない残酷な現実を前にしても、狂気的な練習量でねじ伏せようとする男の生態録。

●すべてを懸けた全日本選手権、奇跡の出場と「18分」の結末
35歳でつかんだ奇跡の全日本選手権。対戦相手は当時中学生の天才・松島輝空選手。
人生を懸けた大舞台で18分で完敗、しかし翌朝には当然のように練習。全日本後も変わらず、卓球以外を捨てた岩城の日々は続きます。
名誉でも金のためでもないその姿勢に読者は戦慄と、奇妙な感動を覚えるはずです。

●ドン引きから絶賛へ。各界からのコメントが示す本書の「劇薬」性
ひろゆき氏、福澤朗氏という全く異なる視点を持つ2人が、それぞれのアプローチで岩城氏の生き様を「異常」「罪深い」と評しています。

【各界から驚嘆の声が続々!】
・ひろゆきさん
「司法浪人中に『人生を卓球一色に染める方法を考えろ』と後輩を詰める異常性。卓球だけに人生を費やし中年になった男のエピソードは『やっぱり 人間って面白っ!』」

・福澤朗さん(アナウンサー)
「岩城さんの人生は驚嘆から始まり、軽蔑へと変化し、やがて爽快感が湧いてくる。何なんだこの人は! もはや岩城さんは粘着性ラバーならぬ粘着性卓球LOVERだ。きっと、彼の人生を模倣しようとする者が続々と現れることでしょう。そう考えるとこの本は罪深い…。本当は才能なんて無いほうが幸せなのかもしれない。生まれて初めてそんな考えが湧いてきました」

・松島輝空さん(卓球選手・全日本卓球2連覇)
「『忘れることのできない、18分の軌跡』。あの18分の対戦は、僕にとっても大切な記憶です。才能を超えて練習に打ち込む岩城さんの卓球への情熱には、胸を打たれるものがありました」

● プロフィール

・岩城禎(いわき・ただし)
卓球選手、指導者。1985年和歌山県生まれ。奈良学園、神戸大学法学部卒。全国模試で1位を取る学力を持ちながら、才能ゼロの卓球のために弁護士への道を捨てて公務員となり、さらに投資家となる。一流選手になるためには1万時間の練習が必要と言われる中、3万時間という破壊的な練習量の末に、35歳で全日本選手権に初出場、後に日本代表となる当時中学一年生の松島輝空と対戦してメディアで話題となる。2026年7月に大阪・江坂に卓球場を開業し、指導をしながら卓球に情熱を注ぎ続けている。

・著者:伊藤条太(いとう・じょうた)
卓球コラムニスト。1965年岩手県生まれ。中学1年から卓球を始め、高校時代に県ベスト8という微妙な戦績を残す。大学では卓球ネクラブームの逆風の中卓球を続ける。卒業後ソニー株式会社で商品設計に従事しながらなぜか卓球本の収集を始める。それがきっかけで2004年より専門誌『卓球王国』で連載開始。2018年からフリー。著書に『ようこそ卓球地獄へ』 (卓球王国) 、 『卓球語辞典』 (誠文堂新光社)などがある。東北大学大学院工学研究科修士。

●書誌情報

書名:卓球にとり憑いた男。 岩城禎の人生 才能0なのに3万時間練習し続けたら起きた奇跡と18分
著者:伊藤条太
定価:2,200円(本体2,000円+税)
発売日:2026年10月20日(火)
判型:四六判 / 270ページ
ISBN:9784049722512
発行:株式会社KADOKAWA
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