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監督&主演のジェイソン・モモアにインタビュー
『アクアマン』がそんな超大作になったのは、監督のワンがそれを目指したからにほかならない。
「僕はスティーブン・スピルバーグやジェームズ・キャメロンの映画を観て監督を志した。だから本作を、彼らのような作品にしたかったんだ」というわけだ。
しかも、作っただけでなく、彼らの作品と同じようにちゃんと大ヒットさせたのだから素晴らしい。ハリウッドのヒットメーカーとしての地位を確立させたと言ってもいいだろう。
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もうひとり、スターとしての地位を確実なものにしたのが、見事アクアマンになりきったジェイソン・モモア。
「ジェイソンが演じただけでアクアマンはかっこよくなると思っていた」というワンの言葉に偽りはない。
実のところアクアマンは、原作コミックでは金髪碧眼の白人ハンサム男子というありがちなルックスなのだが、それを褐色の肌をしたジェイソンが演じることでエキゾチックな魅力と現代的な説得力が生まれている。
「アクアマンは、海底のアトランティス人の母と、人間の父の血を引いている。オレがアクアマンにもっとも共感したのは、ふたつの故郷、ふたつのDNAをもっているところだ。オレ自身、さまざな血を引き継ぎ、ハワイで生まれワイオミングで育った。アクアマンと重なるんだよ」とジェイソンも熱く語っている。
ちなみにジェイソン、身長は193センチで筋肉もたっぷり。そのルックスでアトランティス王の証でもある三叉の矛(トライデント)をもつと、驚くほど”絵”になっていて、文句ナシにかっこいい!
が、かっこいいのはそれだけじゃない。ジェイソンはこうも付け加える。
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「王は国民のために命をかける。だが、アクアマンは、すべての人のために立ち上がるーーこれが本作の核であり、スーパーヒーローをみんなが求める理由だ」
つまり、外見だけではなく、そのスピリットもかっこいいということ。
徹底したエンタテインメントにもかかわらず、スーパーヒーローの存在理由をも説き、面白いだけではなく、同じくらい深い。それが『アクアマン』最大の魅力なのだ。