5.生涯の友を得る
この時期に得た友人というのは、絆が強く深くなります。
結婚生活や出産時、子育て中など、女性にとって大変なことが多い時期も、悩みを打ち明け相談できる相手がいることで、孤独を感じて生きることが少なくなります。
生涯の友という宝物を得られやすい環境といえるでしょう。
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今回お話をお伺いして、私が過ごしてきた公立の中学校・高校と、中高一貫校の女子校は、ずいぶん環境が違うことに驚きました。
中学生、そして高校生というのは、女の子にとってとても大事な時期。「どういう女性に育ってほしいか?」を親もしっかりと考え、進路を決める必要があります。
中高一貫校の女子校で長年勤められたリリーさんのお話も参考に、いろんな選択肢を視野に入れて考えてみてください。
【取材協力】リリー由梨
株式会社PLANET blanc. 代表取締役。女子教育専門家。「タフでエレガントな女性育成塾」を主宰。
大学卒業後、オーストラリア教育庁のもと現地の小学校へ日本語教師として赴任。英語で日本語や日本文化について授業を行う。帰国後、13年間、公立や私立の学校にて教壇に立つ。
ある年女子校へ赴任した際、今までの共学の女子との明らかな違いに衝撃を受ける。女子校にポテンシャルを感じ、アカデミックに研究すべく大学院へ進学。研究は「アメリカの女子校教育について」。修了後、関西の名門女子中学高等学校へ英語の専任教諭として就職。
現在は13年間の中学高校での教育現場で得た体験と大学院での「女子校」研究を活かし、女子教育専門家として活動。また、得意なコーチングで”タフでエレガントな女性”を育成する英語塾を開講している。
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