総勢19名のキャラクターが登場 

ーー総勢19名のキャラクターが登場しますが、ご自身以外のキャラクターで、演じてみたいと思うキャラクターはいますか?

アリスインデッドリースクール 少年・稽古風景(撮影・フクシアヤミ)

 

田中:俺は氷鏡をやってみたいですね。自分の演じる役と正反対というのもあるし、あんなふうに自分の世界観がある人って純粋に惹かれますよね。

それに、あれだけ自分が思っていることを、ぺちゃくちゃしゃべる人間って、普段の生活では絶対いないじゃないですか(笑)。それが逆にカッコいいと思います。
 
斎藤:氷鏡がしゃべりだすと、場がパチンって変わるんですよね。
 
笠原:僕は生徒会長(青池 和磨)ですね。一見堅物でとっつきにくそうだけど、この異常事態だと、意外と柔軟なところが出てくるし。
 
田中:あいつは将来、とてつもない政治家になっていたかもしれない。俺はそんな気がする(笑)。
 
笠原:幼馴染の優のことを、すごく大事に想っていますし、人のことを大切にする人ですよね。
どんなときでも相手のことを考える、そういう芯の強さを持っている人はいいですよね。
 
佐藤:深いねえ! 俺の話はめっちゃ浅いですよ。俺は水貴がいい。単純に、一匹狼的なキャラが好きで。この作品だと水貴かな。

堂本 千十一 役・佐藤友咲(撮影・フクシアヤミ)


 斎藤:水貴はカワイイよね。だんだん愛おしくなる(笑)。
 
田中:主演の2人は、誰を演じたい?
 
土井:僕は信ですね。
 
斎藤:俺も優。
 
田中:おおっ(笑)。
 
斎藤:優って、カッコいい役じゃないのに、道を切り開いてくれるような存在じゃないですか。それに僕って、天真爛漫な役はあんまり来たことがないし、今後も来ないと思うから、そういう役に憧れがありますね。

稽古中も「こんな楽しい役をやってみたいな」と毎日想っています。
 
土井:僕らって、付き合いが長くて、私生活では基本的に僕の方がツッコミなんです。
 
斎藤:逆だよね(笑)。
 
土井:だから、ちゃんとツッコミを入れたいなっていう(笑)。