今の“困った行動”が、将来は強みになる!

学校教育は一斉指導です。するとみんなと同じように行動することを求められます。
席を立つなど勝手な行動をすると“困った子ども”と評価されます。

でも“先生を困らせる子ども”であっても、それで人生、困ったことにはならないんです。

ベンチャー企業の社長はたいてい幼い頃、「落ち着きがない」子どもだったとよく言われます。様々なことに興味が移行するので、じっと座っていることができないのです。
確かに幼稚園、保育園、学校の中では困った行動に移りますよね。

ビルゲイツだってエジソンだって子どもの頃、決して褒められるような子どもではありませんでした。

注意欠如/多動性障害(AD/HD)だと言われる黒柳徹子さんは小学校で窓際に座り、授業中、窓の外を歩くチンドン屋を呼び込んだり、開け閉め型の机をパタパタとさせるなど問題行動が絶えず退学処分となりました。

でも、転校先の学校で「君は本当はいい子なんだよ」と言われ、特性を生かす教育を受けました。
そして、自分が他人と違うことも落ち着きのないことも良い点と捉え、自分を好きになり受け入れて人生を生きてこられた”と語っています。

もちろん、集団の場での躾は大切です。

けれども、社会人になると“周りに合わせてばかりいて同じようにする”“思ったこと行動に起こさない”そんな姿勢はマイナス要素になることもあります。

まとめ

“こじつけている”“自分の都合のいいように解釈している”感じるかもしれませんが、リフレーミングして、親から見て短所と思われることを強みだと思ってください。

「あれも不足だ、これもできない」と叱られ続けたら子どもの心に中にはいつしか「僕はダメな人間だ」という気持ちが生まれてきてしまいます。こんな風になってしまったら本末転倒ですよね。

“この子の持ち味はどう生かせるか”“子どものこの行動には他にどんな意味付けがあるか”と見方、枠組みを変えてみましょう。