ふたりが揃ったところで、「ウリヌン シュポジュニオエヨ!(ぼく達は スーパージュニアです!)」とお馴染みの挨拶をすれば、当然のように会場からは、「ウリヌン エルフエヨ!(私たちはエルフです!)」と返ってくる。
メンバーが入隊中で、この挨拶をする機会が減っているいま、ほんの少し切なさを感じるけれど、同時に胸が温かくなる幸せな瞬間でもあった。それは、「E.L.F」に込めた意味“EverLasting Friends”(永遠の友達)、きっとどんなに時を経ても変わらないであろう強固な繋がりを感じるから。
そんなE.L.Fの姿に、リョウクも「本当に幸せです」という。そして、終始明るく努め、「2年後、3年後、僕がまた会いに来るまで待っていてください」と呼びかけ、「ソロコンサートもやります!」と力強く宣言、E.L.Fと約束を交わした。
最後に、「みなさんのおかげで今の僕がいます」という感謝を伝えたリョウクは、韓国ソロアルバムのリード曲『The Little Prince』で、感情豊かなボーカルをたっぷり聴かせ自身のステージを締めくくった。
いま、最も勢いにのるアーティスト
防弾少年団の圧倒的なパフォーマンスは見逃し厳禁
大歓声を浴びたのが、いま最も勢いがあるといっても過言ではないHIPHOPアーティスト、防弾少年団だ。
韓国デビューから3年(日本デビューは2年)、これまでヒットの兆しはあったが、昨年、「青春(の儚さや憂い)」をテーマにしたアルバム2部作『花様年華 pt.1』と『花様年華 pt.2』で大ブレイク。今年5月には締めくくりとなるスペシャルアルバム『花様年華 Young Forever』をリリース、その後にソウル公演と日本でアリーナツアーが決定(ついでにいうと、7か国10か所全13公演のアジアツアーも決定!!)している。彼らの楽曲『進撃の防弾』よろしく、目下快進撃を展開中でその人気はうなぎのぼりだ。