レモンを塩とオイルに漬けておくだけ!

流行の塩レモンと違うのは、1〜2日ですぐに使えるところ。

オイルにまろやかなレモンの酸味がブレンドされて何とも上品に仕上がります。

そんな「塩レモンオイル」とそのアレンジレシピを、人気料理家・山脇りこさんの著書『ていねいに仕込んで食べる 一週間のつくりおき』からご紹介します。

塩レモンオイル

材料/作りやすい分量

レモン(できれば国産の農薬不使用のもの)……2個

塩……大さじ1・1/2

オリーブオイル……1カップ

作り方

レモンはよく洗って水気を拭き、皮ごと4等分にするか、輪切りにする。

※大きさは料理によって好みで。煮込みや炊き込みに使うなら大きめに、グリルやサラダには輪切りが合う。

保存容器にを入れ、塩を全体にまぶすようにふってオリーブオイルを注ぐ。冷蔵庫で保存する。2日目くらいからがおいしい。

保存:冷蔵庫で1週間

塩レモンオイルをアレンジ! 塩レモンチキンのグリル

材料/2人分

塩レモンオイル(上記参照) ……輪切り10枚

塩レモンオイル……オイルのみ大さじ1

鶏もも肉……1枚

オリーブオイル……適量

作り方

フライパンにオリーブオイルを薄くひき、鶏肉の皮目を下にしておいてから中火にかける。ふつふつとしてきたら、アルミホイルを上からのせ、その上に別の鍋などをのせて重しにしてそのまま15分焼く。

重しを外して鶏肉を返し、上に塩レモンオイルの輪切りをのせ、再びアルミホイルをのせて重しをし、5分ほど焼く。

食べやすい大きさに切り分けて皿に盛り、仕上げに塩レモンオイルのオイルをかける。

ていねいに仕込んで食べる 一週間のつくりおき

<週末の“つくりおき”がさまざまな料理に変身!>
いつも食べたい、 そしてずっと作り続けたい、
一生モノのつくりおきレシピが満載です。

<著者:山脇りこ>
05年から自宅で料理教室をはじめ、2010年、東京代官山に「リコズキッチン」をオープン。旬の食材を活かし、引き算したシンプルな料理を伝えている。

著書に『かけこみおだし塾』(講談社)『かる塩・かる糖料理帖』(小学館)など。また料理本のアカデミー賞と言われるグルマン世界料理本大賞2014でグランプリ受賞。