妊婦だって個体差あり。不安は担当医に相談が正解
参考書を読むメリットと選び方は?
なにはともあれ、親になるものとして無知は非常にまずい、と早々に本屋で参考書を物色。
最近はインターネットで検索すればありとあらゆる情報が手に入りますが、逆に情報が溢れていて“全体像”を捉えるには不向きな面も。
基礎知識を広く把握するのに書籍は手っ取り早いんですよね。
出産育児の関連本もたくさん出版されていますが、私の決め手は“読む気がするかどうか”。
普段、本は読まない!なんて人も、マンガタイプの参考書があったりするので「この雰囲気なら読む気がするかも…」と思うものを探し出してみると良いと思います。
私は、写真やイラストが豊富で、妊娠〜出産直後の育児まで広く網羅された(約5年前に当時最新版の)「たまひよ新・基本シリーズ 初めての妊娠・出産」(ベネッセコーポレーション)と、「マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK」(フクチマミ著 大和書房)を購入しました。
マンガタイプはお金のことなどややこしい情報もマンガで解説されていたのと、先輩ママからの役に立ったアイテム情報などが豊富で、出産準備に役立ちました。
たまひよの「初めての妊娠・出産」は後に“ダンナ育て”で役立ってくれるのですが、それはまたの機会にお話します(笑)。
参考書を読めば不安は解消される?
とまぁ、参考書は揃えてみたものの、
例えば、いつもと頭痛の症状が違うんだけど大丈夫なのかしら、とか、朝からお腹が張るのはヤバいのか、とか、そんな小さな不安や疑問は、どちらかというと“妊婦の個体差”が絡んでくる事が多々あり、検診のたびに先生に確認していました。
特に、これはやっても大丈夫?というようなことは、妊婦それぞれの状態を診ないと判断しようがないもの。
例えば小旅行に行っても良いか相談した時、担当の女医さんは、
「今の状態なら問題ないでしょう。でも、交通事故を起こしたら元も子もないからね」と、今の自分の状態と、それをすることで考えられる危険性を説明してくれました。
私は、「妊婦なんだからアレはだめ、コレもだめ」というのはすごく閉塞感を感じたので、この先生の解説はとても受け入れやすくて、“やるかやらないか”の判断は付けやすかったです。
検診は定期的にあるけど、総合病院はホイホイと気軽に相談に行けるところでもないので、日々気になったことをその都度メモしておくと聞き漏れを防げて良いですよ。
さて次回は、ついに始動した“ダンナ育て”の様子を紹介します。
お楽しみに〜!
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