そんなハイテンションから、スンユンのソロに。「ソロパートがちょっと忙しいですね。時間がホントに短くて」と笑いながら会場を和ませると、3年前にリリースされた梅雨の時期にぴったりのソロデビューシングル『IT’S RAIN』を初披露。フォークロックを情感たっぷりに力強く、伸びやかに歌い上げた。

雨の日に聞きたい曲のあとには、夜に聞きたい曲。大人な雰囲気漂うアーバンな楽曲の『BABY BABY』『TONIGHT』では、歌声だけでなく、腰まわしセクシーダンスで観客を魅了した。

MCは、流暢な日本語でシャキシャキと仕切るスンユンの抜群の舵取りで、進められていくのがWINNERスタイルだ。そこに一番年上ながらいじられ天然キャラのキム・ジヌ、笑いのセンスを持ち合わせるイ・スンフン、とにかく明るく愛嬌たっぷりのソン・ミンホ、マイペースなナム・テヒョンの個性がうまく溶け込む。

この日も、ほのぼのとしたトークが展開。日本に初めて来てから、もう2年も経つのが信じられないと驚いている中、スンユンが「僕たち老けましたよね。どうしてINNER CIRCLEの皆さんは若くなりましたか? 僕たち一緒に年を取りましょう?」と甘い言葉を発すると、「ひゅー」と小突きながら茶化すメンバーたち。

「日本でいろんなことをしてきましたよね。僕は昨年のツアーDVDを見て、涙が出そうになりました。DVD見たでしょ?」とスンユンに話を振られたジヌが、「DVD? あぁ、DVD!」と天然ブリを発揮し、「韓国語でもDVDはDVDなのになんで…(笑)」と、突っ込まれている場面もあった。

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