昨年のツアーで行った沖縄での水上スキー体験や、札幌で体験型ふれあい動物園を満喫した思い出話で盛り上がった後には、「僕たちと初めて会った時を思い出しながら、一緒に歌ってほしい」というメンバーの願いで、日本デビューアルバム収録曲の『BUT』『DON’T FLIRT』『SMILE AGAIN』を続けざまに歌って、客席とのコール&レスポンスを楽しんだ。

素のメンバーたちの雰囲気に合った、温かくて可愛らしい曲もWINNERにはよく似合う。『BUT』では「君の手を撫でたい」という歌詞でスンフンの手を取ったスンユンが、手の甲にキスをすると会場からは黄色い悲鳴が上がった。ライブ中には、ひとりだけ普段通りにパフォーマンスできないスンフンに駆け寄ってはちょっかいを出す、メンバーたちの優しさが垣間見られるシーンが幾度となくあった。

終盤の「最高に盛り上がるコーナー」では、カン・スンユンが手がけた遊び心あふれるロックナンバー『IMMATURE』と、テッパン曲『JUST ANOTHER BOY』で会場中のテンションがまたまた一気に急上昇。3月にソウルで開催された初の単独コンサートで電撃公開された未完成の新曲『LA LA』も、ライブの定番になるに違いないことを予感させるほどの盛り上がりを見せた。

本編最後の曲『GO UP』ではメンバーたちの煽りに合わせて、会場中が手拍子をしながら「go up! Uh uh uh up」と大合唱。会場に大きな一体感が生まれる圧巻の光景だった。

INNNER CIRCLEメンバーたちにより『GO UP』の歌声と手拍子がメンバーを再びステージへと呼び込むと、WINNERが子どもたちと過ごす6か月に密着したバラエティ番組『半月友達』の映像が流され、『I WISH I WAS A KID AGAIN』でアンコールがスタート。公演もいよいよ終わりに近づき、メンバーたちはそれぞれ感想を口にした。

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