マタニティヨガでダイエットできる？
また、妊娠中に特に気にしなければならない体重管理。普通のヨガならダイエットにも効果があると言われますが、マタニティヨガでもダイエットはできるのでしょうか。
マタニティヨガは体への負担が少なく、ゆったりとした動きが多いため、減量などの効果は期待できないかもしれません。しかし、継続すれば筋力をつけることはできます。
出産でいきむときや、産後の体型戻しのときなど、妊娠中につけた筋力はきっと役に立ちますよ。急激に体重が増えてしまった方は、食事に気をつけるなどして、体重の増加最小限に抑えてみてはいかがでしょうか。
出産のときにマタニティヨガの呼吸が役立つ理由
マタニティヨガで練習したことは、妊娠中だけでなく、出産まで役に立ちます。陣痛で苦しんでいるときにポーズをとることはできませんが、呼吸だけなら出産直前もしくは出産中でもできるはずです。
陣痛が起きているとき、ママの呼吸が浅くなりがちです。呼吸が乱れることで酸素が足りなくなり、ママも赤ちゃんもかえって苦しくなります。そのときに、ヨガで練習した深い呼吸を思い出してみましょう。
ヨガではレッスンの始めから終わりまで、腹式呼吸を繰り返します。
先述した通り、動きに合わせた深い呼吸が、精神を安定させ落ち着きを取り戻す効果があるので、陣痛のときこそ効果を発揮しますよ。実際に、陣痛で苦しんでいてもヨガの呼吸法を思い出して、「出産が楽に感じられた」という方もいます。
「ヒッヒッフー」で有名なラマーズ法も、呼吸の乱れを落ち着かせる効果があるので、ヨガの深い呼吸と同じです。どちらの呼吸でも問題ありません。
マタニティヨガで快適なマタニティライフを
マタニティヨガの効果と出産のときに役立つ理由についてご紹介しました。
体を動かして気分転換になるほか、出産のときに役立つ呼吸法を習得できるなど、マタニティヨガにはメリットがたくさんあります。
体が硬い方でも無理をしない範囲でポーズがとれて、マラソンのように息が上がらないので運動が苦手な方でも無理なく行えます。
今までヨガをやったことがない方や、体が硬い方など、ポーズをうまく取れなくても大丈夫です。
インストラクターの指導の下、呼吸を意識して続けていくうちに、きっと効果を実感できるはずですよ。快適な妊娠期を過ごすため、ぜひマタニティヨガをお役立てくださいね。
