Googleフォトで「自動バックアップ」「自動コラージュ写真作成」「自動的に思い出をプレゼント」!
さて、データが一通り吸い上げられると、「アシスタント」「フォト」「アルバム」というアイコン(アプリ画面下部)から写真ライブラリが見えるようになります。
「フォト」は単純に写真のリストがずらーっと見えるものですが、右の「アルバム」、左の「アシスタント」がGoogleフォトのおもしろい機能です。
まず「アルバム」機能からは自動で認識されて「人物」(顔認識される)「場所」(GPSタグを読み取る)で分類されたり、同じ時期の写真をまとめたスライドショーのようなものが楽しめます。
たとえば「土曜日・練馬区にて」というスライドショーを開けると、サンシャイン水族館で撮った写真が自動的にチョイスされスライドショーになっていたりします。
左の「アシスタント」機能はもっと楽しくて、最近の写真を数枚組み写真にした「コラージュ」、連続して子どもをぱちぱち撮った写真をコマアニメに仕立ててくれる「アニメーション」、〇年前の今日の写真を組み写真にして送ってくれる「この日の思い出」などが楽しめます。
子どもの写真ってひとつのシチュエーションを何枚も撮りますが、それを簡単なアニメ仕立てにするだけでとてもかわいく楽しめます。好みの写真を選択しなくてもいいので大助かりです。
また数年前に撮った子どもの写真が送られてくるのも楽しみになります。わが家の場合3歳半の長男と「昨年の今日、多摩動物公園に行った!ライオンバス(今は運休)に乗ったよ!」とか「2年前の今日、まだ1歳半だったけれど、顔つきは基本的に今のままだねえ」とか楽しめます。
どれも「自動的に作成」されて「自動的にプッシュ通知されてくる」のが便利です。同じことはいろんなアプリで自作できますが「画像10000枚から組み写真のために数枚選ぶ」とか忙しくてできないですよね?
Googleフォトにお任せしておけば、昨日撮った写真がバックアップされて勝手にコラージュを作ってくれたり、昨年の旅行の時の写真をコラージュにして「この日の思い出」として教えてくれます。
忙しい子育てパパママだからこそ、Googleフォトが便利なのです。連携機能もひととおりあるので、LINEでおじいちゃんおばあちゃんに転送するのも簡単ですよ。
さらに一工夫すると、もっと楽しさが広がる!
ここまではスマホの画像データの話だけで解説してきましたが、実はちょっと工夫すると、もっと楽しみが広がります。
1.デジカメ写真もひとつのライブラリーに統合できる
パソコンにGoogleフォトをインストールして(ブラウザから検索すればすぐみつかります)、ハードディスクにあるデジカメ写真の控えもGoogleフォトのバックアップに統合してしまいましょう。手元のハードディスクが突然壊れるのは怖いものですが、これなら安心です。
昔のデジカメ写真って何台か使っているうちにフォルダ管理がいい加減になっていたりしますが、こういう機会にひとまとめにしてしまいましょう(一度バックアップが終わったら古いデジカメフォルダはバックアップ設定をオフにしていい)。
ちょっと設定するだけで、「スマホ写真とデジカメ写真」がひとつのライブラリーとして一覧できるようになり、かつ「コラージュ」や「この日の思い出」の素材にもなります。素敵な写真がスマホとデジカメに分散してもGoogleフォトなら管理に悩む必要がなくなります。
2.共有アルバムを使いこなす
GoogleフォトはGmailのアドレス(Googleアカウント)にひもついているのでパパとママが別のGmailアドレスを持っているとライブラリーは一元化できません。
かといって、無条件にそれぞれのスマホ写真を合体させるのはちょっと難しいでしょう。そういうときは「共有アルバム」の機能を使います。
「この日の思い出」で素敵な写真が送られてきたら、共有アルバム機能でシェアできるのです。友人とのパーティのときの写真もこれで簡単シェアできますね。
年末年始に設定しておけば、ずっと毎日が楽しくなる!
便利で楽しすぎるGoogleフォトですが、「最初の設定」と「最初の待ち時間(データをバックアップする)」だけが唯一の手間になります。枚数が多い場合は時間もそこそこかかります(一晩かけても半分くらい、ということもあります!)。
年末年始の、家にいる時間が多いこのタイミングで、Googleフォトの設定をしてみませんか。初期設定だけして、あとは大掃除しながら部屋に置いておけばバックアップが進みます。
Googleフォトは、何より自動的、というところが最高です。AIの分析機能が優秀なので、こちらで修正する(顔認識を直すとか)はほとんど必要ないはずです。
たったひとつのアプリだけで、写真の楽しみ方をきっと広げてくれると思います。毎日の子育てがもっと楽しくなるでしょう!