「パンめぐ」編集長がお届けする12月のマンスリーコラムは、11月に引き続き「めぐりストと巡るパン屋さん特集」や大阪のパン屋さん、また少し変わり種のパン屋さんなど盛りだくさんな内容でご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、めぐりストの内藤さんと伺ったパレスホテルの「SWEETS&DELI」です。
東京の“ど真ん中”のパン屋!?「SWEETS&DELI」
所在地が丸の内1-1-1という、東京のど真ん中に位置しています。
地下1階は地下鉄の大手町駅に直結で、JR東京駅からも徒歩8分という最高の立地にあるパレスホテル。
こちらに入っているSWEETS&DELIは、パレスホテルの直営店で2013年のリニューアル時から入っているのだそう。
以前、帝国ホテルのガルガンチュワに伺った時も感じたのですが、ホテルの中に入っているパン屋さんはパン単体ということは少なく、サラダはもちろん、パンと一緒に食事として楽しめる惣菜、デリが一緒に販売されているスタイルが多いです。
そして、ホテルによっても販売されているパンの種類に大きな違いを感じましたね。
こちら、パレスホテルは、バゲットや食パンなどが販売されている他に惣菜パンも充実!
季節感ある(伺ったの秋だったのです)紅茶クリームのマロンデニッシュや、人気があるというクロワッサンオショコラなどヴィエノワズリー系にもこだわっておりました。
どちらのパンを頂こうかと、かなり迷ったのですが、私が自分に課しているマイルールの一つ。
そのお店で一番人気のパンをまずは食べる!ということで、パレスホテルのシグネチャーブレッドでもあるコーン・ブレッド「パン・ド・マイス」を頂きました。
さっくりしたクラストに、しっとりしていながらも、ホロホロと口の中に広がるクラム。
コーン自体の優しい甘味。
シンプルながらも主張を感じ、このままで頂いても美味しいですが、ジャムなどをつけても美味しそう。
ホテルのパン屋さんにはイートインスペースのないところが多いので、この日はホテル近くの公園でカレーパンをパクリ。
冬に外パンは少し寒いですが(笑)お天気の良い春や秋なら、外パンも気持ちよさそうですね。