その習い事、本当に本人がしたいことですか?それとも……
幼稚園から小学校ぐらいになると、お子さんの習い事や通塾で毎月かなりの支出があるご家庭も見受けられます。なかには、週の半分以上が習い事で埋められた大人顔負けのお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
習い事や塾が、本当にお子さんの希望に沿ったものか。また、たとえ希望を叶えるためであっても、習い事費用のために他の家計支出が圧迫されている、家計が赤字になりがちでボーナス補てんで乗り切っている等、貯蓄ができない要因になっていないかがとても気になります。
明確な意思表示ができないうちから小さなお子さん向けの教育教材をアレコレ買いたくなったときは要注意です!
せっかく買ってもお子さんが途中で飽きて続けられなかったりするからです。
辛口ですが、そうしたグッズにお子さんの子守をさせたい気持ちがないか、少し落ち着いてから購入を検討してみても遅くはないと思います。
*
お子さんのためを思っての支出が悪いことではありません。
しかし、子育てでお金がかかるのは、大学進学後の4年間です。途中で息切れして進学費用が工面できず、お子さんの進路に影響を与えたのでは本末転倒です。
「子どものためだから」と聖域扱いをせず、先々の教育費も想定して、家計支出に占める子ども費の割合にはくれぐれも気をつけてください。道のりはまだまだ長いのです。
関連記事