保育、授業だけ見て帰宅する
最近は仕事をしている親御さんも多いです。何度も園に足を運んでもらうのを避けるため、授業参観だけで終わらせるのではなく、保護者会や懇親会、園長先生のお話を聞く会などを抱き合わせにしてセッティングしているところも多くなっています。
でも、「我が子の晴れ舞台だけを見たい」と考えている親御さんの中には、参観だけしてそそくさと帰ってしまう人もいます。
参観時間には20人いたのに、保護者会には5名前後しか残っていないという、園側にとっては悲しい状況になることもあります。
参観後の懇談会は、園の方針を聞く大事な機会です。足を運んでいるのですから顔を出すよう努力しましょう。
途中から大きな音を立てて入室
保育開始時刻に園に行くことが難しいこともあります。そんなとき、園児達が静かに先生の話を聞いている最中にガラッと戸を開けるママがいます。そのたびに子どもたちの視線はそこに行ってしまい、集中が阻害されます。
もし遅れて入室する場合は、そおっと後ろ側のドアを開けて保育室に入りましょうね。
前のドアから入るなんてこともしないようにしましょう。
先生に代わって躾をする
先生が「道具箱からクレヨンを出しましょう」と指示しているのに、我が子がボーっとしていたり、他の友達と同じように出来ていないとイライラして、つい助け船を出してやりたくなりますよね。
よそ見をしていたら「ちゃんと前を見なさい!」と背中をツンツン突いて注意したくもなります。
また、我が子が手を挙げているのにいつまでも指名されないと「先生~うちの子、さっきからずっと手を挙げているんですけど!」と言う人もいます。
でも保育中です。先生の立場を考えて、そこはグッとこらえましょうね。
禁止されているのに撮影
個人情報の流出を防止するため保育中の撮影は禁止されているのにも関わらず、ルールを破ってしまう人。
撮影したい気持ちはわかりますが、運動会とは違いますので控えましょうね。
サングラス・帽子着用
子どもたちには室内で帽子は取るように躾けています。
ファッションとはいえ、授業参観に来ているのにサングラスや帽子を被ったままなのは止めた方がいいかもしれませんね。
気になることがあるとその場で要求する
保育参観すると「うちの子にはもっとこうしてほしい」「こんな対応があったらいいな」とあれこれ思うものです。
でも、先生は参観日ということで神経を張り詰めています。その場で先生をつかまえてあれこれ注文をつけるのは避けましょう。
後で個人的に相談時間を設けてもらったり、連絡帳や参観アンケートで伝えた方が賢明です。
まとめ
子どもは親の後姿を見て育ちます。「マナーを守る子に育てたい」と言いながら、そうではない親の姿勢を見せないように意識したいものです。