みなさん、家事は好きですか?
全部嫌い!という人もいれば、料理は好きだけど掃除はしたくない……とか、洗濯するのは好きだけど洗濯物をたたむのが苦手……とか、部分的に苦手意識がある人も多いかと思います。
家事全般が好き、得意という人は少ないのではないでしょうか。
でも、家事はどんなに最小限にしても毎日何かしら発生するもの。気持ちよく日々を過ごすためにも、毎日の家事は欠かせません。
必ずやらなければいけないものなら、どうせなら効率よく、苦とも思わずにやりたいですよね。
そんなときヒントになる本が、主婦のおさよさんが家事のテクニックをインスタグラムで公開して人気となり書籍化した『おさよさんの無理なくつづく家事ぐせ』。
今回は、著者のおさよさんにインタビュー! 自分なりの「家事ぐせ」を生み出すコツや、毎日の家事への向き合い方を伺いました。
家事ぐせはどうやって作っていったのか?
――もともと家事は好きだったのですか?
おさよさん:嫌いではないのですが、家事が好き!と言えるほどではありません。
――この本で紹介しているようなテクニックを習得する前もしくは習得していく中での家事の失敗談などあれば教えてください。
おさよさん:お掃除は自分がやってみて気持ちいいなぁ、と感じたやり方を続けていきたいと思っていますが、感じ方は人それぞれですが、私はちょっと手間暇がかかると感じて億劫になり、続かなかった事も多々あります。
例えば拭き掃除は重曹水を使えばわざわざ電解水を買う手間がなくなるのですが、二度拭き要らずの電解水の方が私は楽だったり。
――家事を効率的に行う技術を自ら編み出していくコツなどあれば教えてください。
おさよさん:お掃除は一冊だけ参考にしている書籍があります。家の中も外も、重曹やクエン酸など、手に入りやすく子どもにも安全なものを使いまわしてお掃除されています。
自然派のお掃除は手間暇かかるイメージで、購入後すぐは出来ませんでしたが、専用の洗剤をあれこれ在庫していたので、子どもも生まれて、やっぱり暮らしに取り入れていきたいと思いました。
子育てで忙しい中でも、汚れの種類を知って、なるべく簡単に安全に落とし方のコツを身に付けていった感じです。
収納ははっきり言って、大の苦手です。物も以前はとても多くて、何故かクローゼットを開けるとため息が出ていました。
人にも物にも発しているエネルギーのようなものってあると思います。要らない物、多すぎる物のエネルギーに埋もれて、疲れていたような気がします。
そんな自分でも、2人目の出産を機に一念発起。今自分達に本当に必要な物に囲まれ、収納を整え、暮らしはすごく楽です。
私の家を取材して頂いた番組を観たよく我が家で遊ぶママ友達に「テレビで観てる人たちはきっとこの日の為に片付けたと思ってるだろうけど、本気でいつも片付いてるよと教えたい」と言われるようになりました。来客で慌てる事が今なくなりました。