子どもたちには日々の暮らしを見せる
――体調が悪いとか気持ちが振るわないなどで、毎日きちんと家事ができないこともあると思います。そういうときは、どんなふうに挽回していますか?
おさよさん:そんな日は最低限のことを出来たらおしまい。休む。寝る。に限ります。
日頃ちょっとずつ積み重ねた家事ぐせに助けられる瞬間です。
――子供たちにも手伝わせたい、できるようになってほしい家事はどの部分ですか?また、お手伝いなどはどのようにさせていますか。
おさよさん:まだ小さい内はどんな家事にも興味を示して、やってみたい!と好奇心旺盛な子ども達です。私の日々の暮らし方を見せていくのが一番だと思っています。
その中で、これは真似したい。これは真似したくない。を子ども自身が決めるのではないでしょうか。危なくない範囲で、興味を持ったことはなるべく見守りつつさせていけばいいかなと思います。
――おさよさんのように家事ぐせをつけていきたいママも多いと思います。家事ぐせをつけていくコツはありますか?
おさよさん:暮らしの中で何か不便なことなど、「ちょっとだけ、とりあえず手を動かしてみる」といつも思って暮らしています。
諦めたり、見て見ぬふりしたり、暮らしではそれもアリだと思いますが、この引き出しの収納が使い辛い、どうしていいかわからないけど、とりあえず手を動かしてみよう。→前よりマシになったなぁ。→ここにこんな収納があればいいな。など、ちいさなきっかけを繋ぎ合わせて、私たちの心地よい暮らしの強い味方「家事ぐせ」を作っていきます。
誰でも何か一つ、日々の習慣に助けられた!と言う経験は今までになかったでしょうか?
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「家事ぐせ」をつけておけば、毎日の家事を「さあやるぞ!」と意気込んで取り組まなくても、自然と手が動いて気がついたら終わってた!なんていう嬉しいルーティンができあがるはず。
『おさよさんの無理なくつづく家事ぐせ』では、掃除や洗濯、収納や料理に至るまで、さまざまな家事におけるおさよさん流テクニックがたくさん紹介されています。
興味を持ったものから取り入れて、ご家庭それぞれの「家事ぐせ」を見つけていけたら素敵ですね。