Ⓒあべゆみこ
止めよう。言葉の先取り
子どもが言った言葉に即刻、反応して、自分の身体が自動的に動いてしまうことってありませんか?「ママ、おしっこ!」と子どもが言えば慌ててトイレに連れて行ったり、「ママ、水!」と言えば水を差し出したり…。
自分の身体から生まれた子、そんな我が子のことは手に取るように何でもわかってしまうのがママです。でも、察しよく先回りしすぎると、親が近くにいないとき、困ってしまいます。
- 「ママ、(喉が渇いたので)お水ちょうだい」
- 「ママ、(お腹すいたから)早くご飯が食べたい」
できればカッコ内まで話せれば尚よいですね。これで子どもの語彙はうんと豊富になります。
止めよう。釘を刺し過ぎ
Ⓒあべゆみこ
公園で友達と遊ぼうと思っている先から、喧嘩もしていないのに「喧嘩しないで仲良く遊ぶのよ」「玩具貸してあげるのよ」。更に「滑り台が空いているから混まないうちに滑り台で遊びなさい」
空いているときに滑り台に行かなかったため、並ぶ時間が長くなった。喧嘩して相手の痛みも分かるようになった。そんな貴重な経験を奪わないようにしましょう。
困った、失敗した、そんな経験も大切です。ヘリコプターのように旋回して子どもを見張ったり、除雪車のように障害物をどける行為(これを“スノウプラウペアレンツというそうです)にならないようにしたいですね。
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