ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』が、8月21日(金)に全国公開される。本作は、かつては魔法が溢れていたけれど、いつの間にか魔法は忘れ去られてしまった世界が舞台だ。
主人公のイアンは、優しいけれど何をやってもうまくいかず、自分に自信が持てない内気な少年。彼の兄、バーリーは明るく陽気で好奇心旺盛な弟思いの魔法オタク。
そんな正反対な兄弟が、“お父さんにもう一度会いたい”という想いから、魔法を使って亡くなった父親を復活させようとするのだが、蘇ったのは半分のお父さんだった……。父親を完全に蘇らせるための冒険を通して家族の絆、少年たちの成長を描く。
主人公イアンと兄バーリーの日本語版声優をつとめるのは、ドラマから映画まで幅広く活躍する実力派俳優の志尊淳、ミュージカルでも活躍目覚ましい城田優のふたり。
プライベートでも兄弟のような関係で、お互いに「淳ちゃん」「優くん」と呼び合う仲なのだとか。
城田「本当に家族同様、弟みたいにかわいがっている、“リアル弟”ですね。何か相談されたときは、絶対に助けてあげたいと思うし。よくいうじゃないですか“世界中が敵になっても、自分だけは彼の味方だ”みたいな。
そんなときでも、誰が何を言おうと、彼の味方でありたいくらい。僕は社交的だし、交友関係も広いけれど、本当に心を開いてすべてをさらけ出している人って実は少ない。彼は僕のすべてを知っている人のひとりなんです」
志尊「嬉しい! 僕らはよく“考え方が似ている”と言われるんです。ロジカルというか、“僕はこう思う”と言い合える関係。
年下とかキャリアとかは、優くんとの間では何も関係なくて、同じラインに立っているからこそ、なあなあにならずにいられるんです。その一方で一緒にゲームをして喧嘩寸前になったりすることもあります(笑)」
双方リスペクトしているいい関係ということが伺えるが、今回は兄弟役を演じるふたり。収録は別々だったものの、阿吽の呼吸でやり抜いたという。
志尊「アフレコ収録はひとりだったのですが、バーリーが優くんにしか見えなかったので、一緒に収録をしたわけではないけど息ピッタリでした」(志尊)
城田「なんたって兄弟役ですから、信頼関係を感じさせる雰囲気があることが大前提。僕らは元々それを持っているので、抜群のコンビネーションだったよね。
ディズニーの担当者からも“素晴らしい”と太鼓判を押して頂きました」